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4回目のフジロック。今年からデジカメが変わった。前のより小さく、起動時間も早くて、画素数も断然増えたから、当然いい写真が沢山撮れると思っていたのだけど、そうでもなかった。特に夜の撮影は前の方が良かった。暗いとそれだけ画像が荒れるんだけど、ブレることはなかった。今回のは画像がザラつかない代わりにブレやすい。まあそんなことはどうでもいいとして、フジロックだ、フジロック。新幹線で越後湯沢→バスで会場近くの旅館→会場まで歩き。駐車場わきで巨大なメカ昆虫が車をくわえてるオブジェ発見。写真撮ってたら早速知合いと偶然遭遇。ああ、なんというか、皆、虫じゃないけどここに吸い寄せられてきてるんだなあ、と思った。今年のスピーカー部分は青赤のデザイン。 |
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入場すると既にグリーンステージでは最初の渋さ知らズオーケストラが始まっていた。初めて見るこのバンド。とんでもない人数がステージにあがっている。楽器持ってる人だけでも20人近く。更に蜂のかっこして踊ってる人、白塗り、看護婦コスプレ、キャバレー、おばけ、褌など、まあ何がなんだか分からない大騒ぎになっている。観客も朝の一発目とは思えない程前の方に詰め掛けて盛り上がり、最後には龍も空を飛んでた。実にフェス向きのバンド。暑さは猛烈だが、やはり山から時おり降りてくる風が心地よい。その次のLOVE PSYCHEDELICOはまるで興味無しなので、飯食いにオアシスへ向かった。さすがに4回目ともなると、屋台も代わり映えしないなあ、と感じる。もち豚串焼。その後レッドマーキーでTHE MUSIC。いきなり満員。音はストーンローゼス+ハピマンな感じだけど、ボーカルは割とハイトーンの本格派。客の元気も良くて、僕は数曲で退散。ああどうせ歳だよ。 |
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とにかく今年は客が多かった。去年より多いと感じた。今年は早割とかいって、出演者決定前からチケット売り出して、それが結構売れたということだから、ある程度の層には完全に定着したということなんだろう。祭りに飢えてる人が多いのか。 グリーンステージに戻って忌野清志郎&矢野顕子。いきなり矢野顕子ピアノで「夜の散歩をしないかね」を清志郎が歌い上げる。感動。お気楽なセッションというムードなんだけど、やっぱり凄い。とりあえず僕は「多摩蘭坂」に涙しました。「夜に腰掛けてた/中途半端な夢は/電話のベルで/醒まされた/無口になった僕は/ふさわしく暮らしてる/言い忘れたこと/あるけれど」・・・だめだ、思い出すだけで泣けてくる。 その次は井上陽水。何がすごいって全曲聴いたことのある曲だったのが凄い。期待というより恐いもの見たさのようなところがあったのだけど、ちょっと目眩のするようなユニークさ。傘がない、氷の世界、アジアの純真、飾りじゃないのよ涙は、最後のニュース、詩は全部狂ってるし、MCも「それでは皆さんの御多幸と御健康をお祈りして後2曲やります」とか「夏はいい季節ですよね、蚊なんか飛ぶようになって」とか理解/断絶を突き抜けた場所に立っているようだ。良かった。 |
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その後ホワイトステージでやってるTHE GET UP KIDSをちらりと見やりながら、アヴァロンフィールドへ。夕刻。飛行機雲。ケバブカレーを食う。だらっとした後グリーンに戻るとPETSHOP BOYSが始まっていた。おお、これタイトル知らないけど知ってる曲だ、とか思いつつレッドマーキーへ向かう。PATTI SMITHを見る。その後ケミカルを横目で見つつホワイトステージに移動してSONIC YOUTH。これはちょっと途中で飽きた。どんな前衛も何度も繰り返せば陳腐になる。僕は最近の2作は買ってない。ソニックユースは10枚以上CD持っているくらいファンだけど、少し僕の中での旬は過ぎたのだろう。まあまだ十分にアンチコマーシャルなアイコンや、スノッブな存在としては機能している。僕はそういうスノッブさは嫌いではない。完全レジャー気分のフジロッカーを見てると、このノイズの洪水をあびせてやりたくなるから。「GOO」からのKOOL THINGはカッコ良かった。ソニックユースはやっぱり音響派じゃない。カッコつけまくった、パンクでいて欲しい。 |
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順番は前後するのだが、この日一番良かったのはパティ・スミスだった。去年とほぼ同じセットリストなんだけど、昼間のグリーンでやるのと夜のテントは密度が違う。今年は濃密さの点で去年よりも良いと思えた。GLORIA,REDONDO BEACH,FREDERICK,FREE MONEY,BECAUSE THE NIGHT,等々ですっかりやられ、世界に平和を!とアジりまくって始まったPEOPLE HAVE THE POWERでは、最後は会場中で無数のピースサインが突き上がる。ここは余裕で泣く。なぜか英語がストレートに伝わってくる。ROCK'N ROLL NIGGERで締め。可愛さと強さ。握り締める拳の固さ。なんの欺瞞も諦観も皮肉もない音楽。強い、本当に強いと思った。 宿に帰ると、キャンプサイトの客が入浴だけの目的でやってきていて、温泉にいったら洗い場が行列になっていた。最悪。諦めて部屋付きのユニットで入浴。足が非常に疲れていた。明日に備えて寝た。 |
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