キングダム/見えざる敵

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日曜日。新宿のバルト9でキングダム/見えざる敵

バルト9には初めて行ったけど、見やすい傾斜のついた座席、インターネットでの指定予約など最近のシネコンらしく機能的。恵比寿ガーデンシネマとかシネ・アミューズとかもいい加減に近代化して欲しいものだ。

映画について。社会派であり、かつ娯楽作である映画というのはこうやって作るんだと言うお手本のような素晴らしい出来(若干の誇張やご都合主義は目を瞑るとして)だった。冒頭に怒濤のCGとナレーションでサウジアラビアの建国から911までが綴られる。そして世界最大の石油産油国と世界最大の石油消費国、サウジとアメリカの関係が、テロリストとそれを追うFBI、そしてFBIとサウジアラビア警察の友情にダブらせて描かれる。物語は全くダレないテンポで展開し、お約束的なド派手アクションも銃撃戦も含めつつ、なんとも言えない重い印象を残すラストまで続く。これで110分。お見事、という他ない。

ジェイミー・フォックスはすげえわと唸らせる演技。サウジ警察の大佐と巡査はパラダイス・ナウに出てた人でした。音楽は特に静かな余韻が残るギターがとってもいい感じで、単なるドンパチアクションにならないような効果を上げてたような気がする。

あと、途中でこれ何かの映画に似てるな?と思ったのが、リドリー・スコットの「ブラックレイン」でした。サウジが大阪の街で、FBIがマイケル・ダグラスでテロリストが松田優作、そしてサウジ警察の大佐が高倉健。異国の地で、その文化の差に戸惑いながらも、友情を育むってのは感動の王道なのかもしれない。ウルルン滞在記メソッドとでも言おうか。あ、「ラストサムライ」も似てるな。。

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このページは、biwacovicが2007年10月23日 22:38に書いたブログ記事です。

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