グロテスク:売り物としての人間
読んだのは夏ごろだっただろうか?とりあえず今年読んだ本でブログにメモしてなかったので貼付けておく。これはすげーという小説。「通俗」とはかくあるべし。そういえば昨日の夜、BSマンガ夜話で「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」をやっていたのだが。あの漫画に、どこかしら似ているような気もした。どちらも「モンスター」についての物語だからだろうか?
以下翌日になって追記。
ウェブ時代をゆく風に言うならば、「商品になる自分」としての極北の形としての「身体を売る」という行為が、意識的に積み重ねられて行くところがとってもスリリングである。そして「傍観者」「記述者」としての「わたし」が最後に大きくそのマーケット(=売り物としての身体の市場)に出て行くところがなんとも言えず陰惨というか壮快というか、ただ事ではない切迫感を持っているのである。生きるというのはなんとグロテスクな行為であることか。
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