グロテスク:売り物としての人間

| | コメント(0) | トラックバック(0)

グロテスク〈上〉 (文春文庫)グロテスク〈下〉 (文春文庫)

読んだのは夏ごろだっただろうか?とりあえず今年読んだ本でブログにメモしてなかったので貼付けておく。これはすげーという小説。「通俗」とはかくあるべし。そういえば昨日の夜、BSマンガ夜話で「真説 ザ・ワールド・イズ・マイン」をやっていたのだが。あの漫画に、どこかしら似ているような気もした。どちらも「モンスター」についての物語だからだろうか?

以下翌日になって追記。

ウェブ時代をゆく風に言うならば、「商品になる自分」としての極北の形としての「身体を売る」という行為が、意識的に積み重ねられて行くところがとってもスリリングである。そして「傍観者」「記述者」としての「わたし」が最後に大きくそのマーケット(=売り物としての身体の市場)に出て行くところがなんとも言えず陰惨というか壮快というか、ただ事ではない切迫感を持っているのである。生きるというのはなんとグロテスクな行為であることか。

カテゴリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: グロテスク:売り物としての人間

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.kogumarecord.org/movabletype/mt-tb.cgi/60

コメントする

このブログ記事について

このページは、biwacovicが2007年11月29日 01:02に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践」です。

次のブログ記事は「劇画ヒットラー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。