金持ち父さん 貧乏父さん

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金持ち父さん貧乏父さん先週の日曜日に読了。自分の中で、1月はお金のことをガッツリ考えよう月間だったのだが、こんな本にまで手を出してしまいましたよ。

何年か前にものすごい売れてた本で、当時はなんでこんな下品なタイトルの本が売れるんだろうと不思議で仕方なかったのであるが、読んでみたら下品というのは違うなと思った。じゃあ高尚かと言うと違うんだけど。まあ、昔の俺がこれを読んでる今の俺を見たらああ何やってんだ・・・と軽蔑することだろう。そしたら、まあ読まず嫌いってのは良くないと思うよ、と言い返す。

それから、金持ち父さんは、金持ちはお金が単なる幻想にすぎないことを知っていると言った。つまり、お金は馬の目の前にぶら下げられたニンジンそのものなのだ。何十億という人が、この幻想にすぎないお金を実体のある「本物」と信じているのは、恐怖と欲望のせいだ。お金は作られたものにすぎない。

てな感じで金持ち父さんが子供にお金のことを教えていく。金持ち父さんとは筆者の友人の父で、貧乏父さんは筆者の実の父のことだった。いいことも書いてあるし、単なる成功者の自慢話にすぎないところもある。でもあっという間に読めるし、ベストセラーになったのもうなづける。

こうした本を読んで共通していると思うのは、読み手をバカにしてるのかと思う程繰返し同じようなことを述べた箇所が多くて、しかも2つか3つしか重要なことを言っていないのに、10も20も素晴らしいことを学んだような気にさせるのが異様にうまい。

筆者は既に充分にお金持ちであるが、今ではお金持ちになる方法、を教えることで更にお金持ちになっている。なんという富の集中。こういった本のおかげで、お金持ちになるための知識(≒情報)は、ものすごい勢いで世界に拡散していくが、富は逆に集中する。というか集中することでしか「富」自体は認識され得ないのだ。そして「富」の価値の維持の為には、常に人為的にハイとローが世界中に溢れて、ダイナミズムを作り出す必要がある。そう思うと、このゲームは果てしなく続くしかなく、それを面白いと思うか、つまらないよ/飽きたよと思うかをまず決めなさい、と言われたような気がした。うーん・・それはちょっと留保、という感じです。

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このページは、biwacovicが2008年2月 2日 14:28に書いたブログ記事です。

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