ラスト、コーション

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我ながら映画見過ぎだと思うのだけど、ル・シネマにてラスト、コーション

これ、まともに書き始めるときりがなくなってしまいそうなので簡単にメモ。

セックスシーンは確かに長いし、ぼかしもあるし、バリエーションも豊富だが、この1週間ピンク映画に慣れてしまった目には、あまり普通。でもたくさんの老齢の方が見に来ているのは、みんなやっぱりああゆうのが見たいのかな?と思った。

ちょっと前のevery japanese woman cooks her own curryに「話が全く一緒んの「ブラックブック」は偉かった。」と書かれていたのを読んでいたので、どうしても比較してしまった。

確かにブラックブックと状況は似ている。だけどやっぱり違うのは、ブラックブックには明確な理由があるのに対して、この映画では理由がはっきりしないことだ。それを「ロマンに逃げてる」とは僕は思わなくって、おそらくそれはロマンでもセックスでもなくて、他にやることがなかったからなのかなあと思うのだ。某マイミク氏の日記には「退屈」という解釈があって、まさにそうなのかもしれないと思った。だから彼女は映画館の暗闇を好み、演技を好み、嘘の中でしか本当を感じられない男と、魂で繋がってしまう。

人間ヒマだとロクなことがない。生きるか死ぬかの戦争の最中でも、いやそんな状況だからこそか、人は「生きている」ということを確かめるために命をかけてしまったりするのだろうか。たぶんそれはどれだけセックスをしても、自分が一体何者なのかわからなかったから起こる悲劇なのだろう。

贅沢な話だが、明確な「理由」がある人にはわからない複雑さが世の中にはあって、それを物語にしてみるとこんな映画になっちゃったのだと思いたい。3時間近くこの世界を彷徨い、物語が終わった後に思うことは、結局遊び過ぎた人は罰せられるのだな、ということ。(えー、マジで)人間はおそらく有史以来そんなことを繰返していて、それでもなお遊びたいと強く思っているみたいだ。

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このページは、biwacovicが2008年3月11日 23:39に書いたブログ記事です。

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