彗星まち

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「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE Vol.5」人のデビュー作を笑うな

『彗星まち』 (成人館公開題:獣たちの性宴 イクときいっしょ)
1995|カラー|63分|16mm
監督・脚本: 今岡信治

金曜日。R18 LOVE CINEMA SHOWCASE Vol.5の最終日。ほぼ満員だった。今回は結局4作品しか見ることが出来なかった。(あ、「押入れ」は昔ケーブルテレビでやってたのを見たことがある。いい映画でした。)

彗星まち500回もセックスしたのによお・・・とブツブツ文句をいいながら、彼女をオッサンに奪われてラリラリの主人公と、かわいい不思議ちゃんと、元彼女と、彼女を奪った借金まみれのオッサン・・全員がぼっーっと日々を生きている。岡崎京子の「リバーズ・エッジ」をまんまパクったモチーフが登場するんだけど、そこにはウィリアム・ギブソンを引用して「平坦な戦場」などと名付けて、日常を「生き延びるための場所」として定義することすら出来ない、本当の行き止まり感が溢れていた。

「彗星を来るのを待つ」に意味はないが、意味がないからいいのだ・・というのが多分90年代的?なのかしら。閉塞、焦燥、諦観、セックスすら気持ち良さそうでもない・・・ただし、この映画にはそこから1歩でも跳躍しようとするジタバタした感じは確かに存在する。それがおそらく水辺での「火(火葬、自爆)」であり、「パパンガパン」なのだろう。(そうかあ?)

いまおかしんじ監督30歳のデビュー作。舞台挨拶で「撮影時、主演の二人の女性のどっちかを好きにならなきゃいけないと思って悩んだ」そうで、なんつーか、バカバカしくていいなあと思う。

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このページは、biwacovicが2008年4月28日 21:52に書いたブログ記事です。

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