7月30日

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フジロックだろうが平日だろうが、全く早起きが苦にならない最近の俺。この日も朝からすっきりとした目覚め。天気もいいし、はりきって出発。朝飯はジンギスカン丼(これはイマイチだった)。ビール。照りつける太陽で雨に濡れたシートやレインコートなどを乾かし、日焼けの準備をしたりする。
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で1時間もしないウチに降ってきた。豪雨と言ってもいいほどの勢い。時計はG-SHOCKだから平気だけど、携帯電話だけは濡らしたら大変だ。Los Lobosの代わりのEddi Readerは癒されたけど、SHERBETSは無表情で眺めるだけ、無理矢理オアシスのワールドレストランに行って暖かいものを食うなどして、テンションをあげようとする。

しかし、ここで我々(総勢2名)は重大な決断を下す。それはつまり「宿に帰って休む」であった。どうしても見たい夜のライブに備えて、敢えて昼間は休息をとるべきではないのか?という前向きな決断であった。決して降り続く豪雨に負けたのではなく、一時撤退したのである。僕らは「I shall return」と名言を残し、宿に向かった。(その後風呂に入って、ワイン飲んで、昼寝した。)
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I have returned.グリーンに戻ってくると、雨はやんでいた。しかし足下は一面の泥濘。そこで大音響で響くAsian Dub Foundationの低音。いいライブだった。前は新入りだったメガネのMCが司令塔になり、新しいシンガーは非アジア系、というか普通の黒人だ。彼の歌があることでキツめのラップ一辺倒から、幅の広いサイド攻撃が出来るようになった感じ。"Naxalite"のイントロにしびれた。"OIL"で、ステージや観客が"We want your oil"と叫ぶ光景は壮観だったし、"Fortress Europe"もすごかった。強烈に伝えたいものがあるバンドはやっぱりフェスで強い。
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ホワイトに移動してGANG OF FOUR。予想の3倍くらいカッコ良過ぎてびっくりした。あの時間を切り刻むかのようなギターのカッティングだけじゃなく、ドラムもベースも凄いじゃないか。ロックというのは敢えて頭が悪そうに見せることを良しとするものであるが、このバンドは頭が良過ぎておかしな方向へ行ってしまったんだな・・と思わせるクールさである。電子レンジを金属バッドで破壊しながら、リズムが刻まれるときの青白い熱。盛り上がってしまった。
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その次はDinasour Jr. 去年はピクシーズで今年はダイナソーである。(もうこうなったら来年はStone Rosesで再来年はMBVとかなんじゃないの?という気分になる)思う存分30代を食い物にしてくれ。

ステージに高く積まれた冗談みたいな数のマーシャルのアンプ。ああもうウンザリするほどの轟音に高鳴る期待。そして登場する三人。僕がただ一人だけサインを持ってるミュージシャンがJ・マスシスで、ルー・バーロウは心の師匠だ。それが同時にステージに立って演奏している。しかもギターの爆音しか聴こえないかと思ったらしっかり歌もベースも聴こえる。すばらしい。一人陶酔。多分、思い入れのない人にはまるで届かない、そういう意味では全くフェス向きではないのがダイナソーJr.だ。だけどあの時代、このバンドのアルバムを熱心に聴き、無気力な世代と言われつつギターにディストーションを思いっきりかけて、下を向きながらスタジオに入っていたような連中にはしっかりとこの日の演奏は届いただろう。

以下セットリスト。ホントに最初の3枚からしかやらなかったな。
Gargoyle
Kracked
No Bones
Raisans
Bulbs of Passion
Forget the Swan
Little Fury Things
Budge
Tarpit
The Lung
Freak Scene
Just Like Heaven
Sludgefeast
Chunks

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ダイナソーの終わりあたりから、雨が降り始めた。雷も鳴った。あっという間に大雨になり、グリーンステージに着くとFatboy SlimのDJはとんでもない光景。激しい雨に打たれ、黙々と踊り続ける数万人の人々。宇宙人が見たら、これは地球人の宗教行事だと思うだろう。早々に退散し、オアシスで牛タン弁当(美味かった)を食った。(born slippyもかけたらしいし、その後は深夜のテントでやってるLONDON NITEにも飛び入りで参加したらしいし、身軽なオッサンである)

レッドマーキーでやったUnited State of Electronica。サービス精神旺盛。女子は二人ともむっちりしすぎだし、メインで煽ってるギターは中川家の弟みたいだし、ベースはMr.オクレみたいだし、とにかくビジュアル的に不利なのを逆に利用しているようなバンドで、ベタベタなヴォコーダーとキラキラしたパーティソングでとにかく攻め立てる。こういうのもフェスには絶対強いと思う。雨の一日を締めくくるパーティタイム。
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その後は雨上がりの会場をブラブラして、宿に帰って寝る。やっぱり夜遊びする元気はなかった。

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