2006年6月アーカイブ

今日は久しぶりにゲームのない日だったので飲みに行った。とりあえず二日間ゆっくり眠れる。

6月27日。十分過ぎる自由は、ある種の義務感となりうることを感じながら。

ブラジル対ガーナ。
「決定力」という言葉が僕は嫌いでしょうがないのだが、それはある種の技術や戦術の欠如を誤摩化しているように聴こえるからであり、今日のような試合でのガーナなありようをみると、あれをいったい何と表現すれば良いのか悩んでしまうのである。決定的な場面で決められないチームと、それを逃さないチーム。パレイラがブラジル国民にイマイチな人気なのも無理も無いかな。

スペイン対フランス。
落日のフランス。日の出の勢いのスペイン。年齢的にオッサンだらけの、まるで98年の優勝チームかと見まがうようなフランスが勝った。くだらないファウルも少なく、好ゲームだったと思う。次のワールドカップでのフランス代表は、全員が黒人選手であっても不思議じゃないな・・・とかどうでもいいことを考えながら試合を見た。

<今日のさようならワールドカップ>
ガーナ
スペイン

6月26日。

イタリア対オーストラリア。後半、一人少ないイタリアを徐々に追い詰めて行くオーストラリア。点なんか入らなくても、このまま体力で押し切って延長に入れば、いつかイタリアは誰も動けなくなるだろう・・・そんな真綿で首を絞めるような展開、じわじわと相手を弱らせていく黄色い軍団を見ながら、むーんと唸っていた。ただ、パニックになることもなく淡々と、追い詰められながら反撃を伺うイタリアの姿にも凄みがあった。最後のPKはその凄みとブランドの賜物か。

スイス対ウクライナ。スペインに4点とられたチーム、という印象とはまるで違う、キッチリとした守備をするウクライナ。スイスもキッチリと整備されていて、様々な角度に定規でひかれた線の上をボールが行ったり来たりするようなゲーム。誰が一人でいいから変態くんがいるとゲームが動いたんだろうけど。

このウクライナならイタリアは勝てるよね多分。

< 本日のさようならワールドカップ>
オーストラリア
スイス

6月25日。

イングランド対エクアドル。イングランドは慎重過ぎるくらい慎重に開始したように見えたが、逆にエクアドルのペースだったように思う。前半にエクアドルが決めてたら・・・という夢も、ベッカムが右足一閃で打ち砕く。追う展開になるとエクアドルは何も出来なかったですね。

オランダ対ポルトガル。時間がなかったので、途中からはかなりの早送りでみた。ガンガン人と人がぶつかり、ガンガンイエローカードが出て、ガンガン人が退場していく様は早送りで見るとかなりコミカルだったが、選手たちはたまったもんじゃないだろう。ポルトガルは試合を巧妙に支配出来ることが分かったが、次のイングランド戦はデコが出場出来ないのは痛い。ただ、エリクソンとフェリペだと、フェリペの方が狡そうに見えるので、危うしベッカム様、ですね。

どうでもいいことだが、NHKでの大熊さんの解説がいい感じでこなれてきた。ラブリーなシーンを見ると、低めの声で「いやー」と溜め息つくあたりがとっても好感度高い。

<本日のさようならワールドカップ>
エクアドル
オランダ

6月24日。
ドイツ対スウェーデン。ドイツの2点は勢いがあって良かった。あり過ぎてゲームのムードがほぼ決まってしまったが。ラーションが後半の最初の方でPKを外したところで、ほぼ終戦。

アルゼンチン対メキシコ。メキシコはとても良かったと思うが、やはり、今大会のカミサマはアルゼンチンを勝たせたかったのだろうか?猛烈すぎるプレス合戦に目眩がした。これがスピードとか技巧というものである。ユルユルの間合いの時にだけ繰り出される魅力いっぱいのパスでファンタジスタとか言っちゃいけない。延長のあの時間帯で、あの驚異的なシュートが打てる技術・体力を持つマキシ・ロドリゲスは、完全にびっくり人間の域。

実はこの試合、延長戦が録画出来ていなくて、あとで再放送を見た。トーナメントなので、当然延長の可能性は考慮していたのだけれど、いつも録画して見ているこの番組をあきらめられなかったのだ。(恐るべきことに俺の中での勝者は、アルゼンチンでもメキシコでもなく渡辺篤史だったということになる。)

<今日のさようならワールドカップ>
スウェーデン
メキシコ

6月24日。恵比寿リキッドルームでソウルフラワーユニオンのライブ。

まさにソウルフラワーのライブに外れなし、の満足な時間。

今回はうつみようこさん参加だったので、ドアーズの「アラバマ・ソング」とかキャロル・キングの「 ナチュラル・ウーマン」とか、ニーナ・シモンとか、メスカリンの曲やってくれたりして、その時のメンバーによってファンキーよりになったり、民謡/チンドン色が強くなったり、まさに雑食性のライブなのがソウルフラワー何度見てもええなあと思う理由かもしれない。

MCで「侍ソウルとか侍ジャパンとか言うてるけど、百姓ソウルやと思うで」ってな感じのことを言ってたが、確かにサムライ・ブルーよりも、百姓フットボールの方が強そうだ、と思いながらサッカー漬けの頭がいい感じに切替えられたライブだった。

アミューズCQNでかもめ食堂を見た。

評判がすこぶる良いのも納得の、とても良い映画でした。

驚くべきことに、ほとんどの映画と違ってこの映画はあまり「人」を描いていない。その人がどうしてこんな風に生きているのか、どうしてこんな行動をするのか、何を感じているのか、そういった多くの「理由」や「原因」はほとんど語られない。ただ「経過」だけが描写され、「結果」にもさして興味がないように思える。ほとんど客のいない食堂の風景と、コーヒーをいれたり、ものを作っては食べることの繰返し。みんなが大声で、「私は寂しい」「私は孤独だ」「私は理解されたい」と叫び合っていたり、暑苦しいほどに人との「関わり」こそが人生の至上命題であると机をどーんと叩くような映画からすると、脱臼してしまうほどにすこんと力が抜けている映画である。ごはんを食べていれば、人間はふつうに生きて行ける。

ただ人が、おにぎりを食べているだけで感動するなんて、「千と千尋」以来である。

猫目小僧

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サッカー以外のこと。先週見た映画。
ユーロスペースで猫目小僧
まさに井口昇ワールド。ゲロゲロドロドロ、でもかわいらしい。猫目くんは子供にも人気だった。

6月23日。グループリーグ最終日。

スペイン対サウジアラビア。スペインは主力温存。サウジも随分なめられたもんだが、なめられて当然の内容だった。途中で寝ました。

韓国対スイス。これは日本−ブラジルやサウジースペインと違って、ある程度拮抗した感じの好ゲーム。後半のスイスの2点目は、明らかにオフサイドじゃないが、副審が旗をあげちゃったせいで一瞬プレーをとめた選手がいたのは事実。韓国は猛抗議したが、まあ審判に助けられたフランス戦があるしね・・・スイスは手堅いし、選手も見た目は田舎っぽいが洗練されている。

終わってみれば、グループ首位は全て第1シードの国で、整然とした感じが逆にコワい。ジャイアントキリングをするのは・・・、イングランドをエクアドルがやっちゃうかも、というあたりか。

<本日のさようならワールドカップ>
チュニジア
サウジアラビア
韓国
トーゴ

6月22日。

イタリア対チェコ。イタリアの先制点、チェコの退場者・・・この展開からの逆転劇を想像することが出来ず、チャンネルをアメリカ対ガーナに変えたら、ガーナがPKを得たところだった。2-1。後半、愚直に攻め続けるアメリカと、ある時は速く攻め、ある時はうまくボールを繋ぎ、時間を使うガーナ。真面目さだけで点がとれるゲームじゃないのだ、サッカーは。

クロアチア対オーストラリア。後半だけ録画で見たが、またもやヒディングのFW5人大作戦で同点に追いついた。まるで4年前の韓国を見ているような、激しい肉弾戦と闘志。選手をここまで奮い立たせるのがヒディングの人心掌握術なのか?だとしたら恐ろしい限りだ。

日本対ブラジル。ほとんど不可能なことを、それをやる主体は「出来ません」とは言わない。(それが僕らが彼らに背負わせているものである。)ただし、それを見届ける役割のメディアが、選手と同じく「日本は負けません、勝つだけです!」的な楽観論を垂れ流していたのには本当に犯罪的だ。サッカーとは条理と不条理の混血であり、根拠なき楽観に寄りかかるものはこの世界の異端である。シュートが入らないからと言って、試合前日にひたすらシュートを打たせる監督に何を期待するのか?悪運?それ以外ないし、玉田のゴールまではそれがあった。

後半のラスト20分ほど、ただただ屈辱的にやられる時間帯。キーパーまで交替されるなんて、どれだけ辛いことか。試合後にピッチに倒れ、目に涙を浮かべた中田は、いったい何を考えていたのだろうか?きっと考えることもないほどに全力で走り、ただただ立ち上がれなかったのかもしれない。そして最後に、立ち上がった中田を見て、自分でも少し整理がついた。倒れた後にすることは、倒れたままでいるか立ち上がるかのどっちかだ。中田は立ち上がり、それを僕らは見届けた。

<本日のさようならワールドカップ>
チェコ
アメリカ
クロアチア
日本

6月21日。
ポルトガル対メキシコと、イラン対アンゴラを適当に切替えながら見ていたら、結局全ての得点シーンを見逃した。アリ・ダエイ最後の勇姿は、あり得ない程にどフリーで外したヘディング、そして最後まで黙々と前線でシュートする姿でした。

オランダ対アルゼンチン。アルゼンチンのGK、アボンダンシエリはどこから見ても堅気に見えないのだが、そのキックは正確無比でうっとりする。

セルビア・モンテネグロ対コートジボワール。見ていません。

<本日のさようならワールドカップ>
イラン
アンゴラ
セルビア・モンテネグロ
コートジボワール

サッカー見る以外のこともやらないと、どんどん脳がとろけてしまいそうで、別のことも書こうとは思うのだが、結局ワールドカップ。これから4日間は一日なんと4試合。

6月20日。
ドイツ対エクアドル。つまらん。エクアドルはトーナメント進出でメンバーを落としている。ドイツはイングランドといいきなりトーナメントであたりたくないということか、ベストメンバー。裏でやっているポーランド対コスタリカは・・・得点は全てセットプレーからで2-1でポーランド。

イングランド対スウェーデン。パラグアイ対トリニダード・トバゴ。こちらは一応トリニダード・ドバゴにも突破の可能性は残っていたのだが、パラグアイが勝ったので、イングランドとスウェーデンがそれぞれ1位2位。

トリニダード・ドバゴは波乱の少ない今大会で、数少ない驚きをもたらした好チーム。4年後は・・・大陸間プレーオフで日本と対戦なんてことになったら好チームだなんて言ってられないかもしれないけど。さよならドワイト・ヨーク。

どちらの組も、一方のスタジアムでは両チームともグループリーグ突破で、もう片方では両チーム敗退ということになった。6月21日のC組、D組も、そういう展開になりそうで、それはそれで悲しいムードが漂う。というか見る側からすると緊張感が薄まってしまってちょっと残念なのである。

<本日のさようならワールドカップ>
コスタリカ
ポーランド
パラグアイ
トリニダード・トバゴ

毎日眠すぎて何がなんだか解りません。仕事して帰宅して料理して食ってサッカー見て寝て起きて仕事しての繰り返し。

6月19日。
スイス対トーゴ。
大熊さんの解説で、地味なカードを地味に見ていたら、けっこう面白かった。トーゴはアデバヨルがエリア内で倒されたのがPKだったらね・・・何にせよ、かつてのカヌも好きだったし、こうゆう選手は今も好き。背番号4はこうやって今後も個性的なFWがつけると楽しいな。

サウジアラビア対ウクライナ。途中で寝ました。

スペイン対チュニジア。
先制点をとった後はひいて守りまくる相手を、こじあけるテストのような試合。スペインは見事に合格。

6月18日。

日本対クロアチア。0-0。放送中のベストショットは、柳沢がシュートを外した瞬間、ベンチで瞬きもせず驚愕の表情で硬直する通訳氏・・・ではなく、試合終了直後に動けなくなってその場に倒れた中田の姿かもしれない。ワーストショットは疑いようもなく、終了のホイッスルの瞬間にわーいと拍手をしていた客席の女。

ブラジル対オーストラリア。ビール飲み過ぎていたせいで、後半途中からはソファで寝ていた。

フランス対韓国。見てません。

日本。木曜日のブラジル戦は、確率的に言えばジーコのチームのラストゲームになる可能性が非常に高いわけで、こうなったら最後は中田、中村、小野、稲本の先発でやってもらいたい気がしている。それがヤケクソのカミカゼ・アタックとしての「黄金の中盤」ではなく、次なる世代へのメッセージとしての、日本の中盤の姿になれば・・・というのは余りに都合のいい夢想に過ぎないのだが。

6月17日。

梅雨空の土曜日。
イラン対ポルトガル。0-2。がんばれ!イラン・・・という思いも空しく、デコすげーなーとか言ってる間に2-0。フェリペ=スコラーリはなんか手堅くて好きになれない。
チェコ対ガーナ。0-2。ガーナがイケイケサッカーで勝った。フォワードが「ギャン」という名前だが、別にマ・クベ大佐とは何の関係もなかった。チェコは焦り過ぎた感じ。
イタリア対アメリカ。1-1。アメリカは毎回好印象なんだけど、今回もとっても地道に頑張るチームで、見事にイタリアを追い詰めた。好ゲームだったが、審判が好きになれなかった。

イタリアが2位抜けして、いきなりブラジルとあたるという展開もありそうで、それはそれで面白い。

6月16日。

アルゼンチン対セルビア・モンテネグロ。6-0。圧倒的なアルゼンチン。カンビアッソが決めた奇麗すぎる2点目をみて失神した人も多いのではないか。無理無く3点目、そしてケジュマンの退場以降は・・・メッシのための練習試合みたいになっちゃった。アルゼンチンの完成度の高さを賞賛しつつも、余りにも悲しい「最初で最後のワールドカップ」となったセルビア・モンテネグロの姿に言葉もない。「国」っていったい何なんだろうか?と考えてしまった。

オランダ対コートジボワール。2-1。アルゼンチンの直後だったせいもあり、双方ともデカイ体を生かした、ちょっと大味な展開のサッカーで、なんとなく眠かったこともあって集中出来ず。

メキシコ対アンゴラ。スコアレスドロー。アンゴラのキーパーは現在所属チームが無いらしいのだが、ものすごく頑張っていた。メキシコの監督はかなりの戦略家とお見受けしますが、その戦略も神懸かりのキーパーには通じなかったようです。

6月15日。

コスタリカ対エクアドル。サッカーの質の違いは明らかで、かなり緻密にプレスして大胆に速攻するスタイルのエクアドルには死角はなかった。当たり前のように1点目が入った瞬間、ベンチでニコリともしない監督の姿が映って、なんとなくタダモノじゃない感じが漂った。トーナメントでも結構やるのでは。

イングランド対トリニダード・トバゴ。ドワイト・ヨークとにこやかに握手するベッカム。いい画である。試合はまさにスウェーデン戦の再現という感じで、トリニダード・トバゴが堅く守る展開。イングランドはどんどん単調になって、結局これも引分けかと思ったら、クラウチが決めた。クラウチとかアルゼンチンのメッシって、どことなく「人間ならぬ雰囲気」を感じてゾクゾクする。なんか安っぽいSFに出てくるロボットとか超能力者みたいな感じ。

スウェーデン対パラグアイ。あんまりちゃんと見てない。エルフ対ドワーフの戦いは、死力を尽くしてエルフが勝ちましたとさ。

ワールドカップに関係のない話/「街道てくてく旅」ついに踏破。やっぱり京都の三条大橋には、京都パープルサンガのサポーター&なんとベガルタ仙台のサポーターも現れて岩本テルに盛大な拍手。でも泣いたりはせず笑顔のテル。

なんと夜にやってたゴール記念特番まで見ちゃったんだけど、「では岩本さん最後に一言どうぞ!」とアナウンサーにふられて、「明日からも・・・ええと・・何やるか決まってないっすけど・・・頑張って行きたいです!」と締めたテルに感動しまくり。笑っていれば、歩いていれば、人生は続くさと、なんでこんな地味な番組に癒されてんのか分かんないけどそう思った。

もう眠くて眠くて仕方が無い。

6月14日。
スペイン対ウクライナ。好カードになるかと思いきやスペインの一方的な展開だった。ウクライナはちょっとかわいそうな感じ。そしてウクライナにヨーロッパ予選で負けたトルコ、ギリシャの人たちも悔しかったんではないだろうか。客席に美女をはべらせていたのはスペインの王子?あそこまで余裕の笑顔だともうイヤミを通りこして面白くなってくるから不思議である。

寝て朝。目が覚めたら、ちょっと仕事まで時間があったので、猛烈な早送りモードでサウジアラビア対チュニジア、ドイツ対ポーランドの2試合を見る。サウジはアル・ジャバーがまだいるのにびっくり。というかゴールまで決めやがった。だけど終了間際に同点にされてあーあ。ドイツは終了間際にノイビルがゴール。退場者を出し、残りのほとんど全員がふらふらになるまで守備をしていたポーランドも、終了直前のバー直撃2発をしのいだ後ですこし集中が切れたのだろう。2連敗は悔しいだろうが、拍手を送るにふさわしい敗者だと思う。

ワールドカップに関係ない話/NHK-BSハイビジョンの「街道てくてく旅」は明日でいよいよ最終日。京都の三条大橋である。今日の放送では琵琶湖を渡る岩本輝雄、蹴鞠で華麗なリフティングを魅せる岩本輝雄の姿が。明日は感動で泣きそうである。

6月13日。

なんで日本が負けた翌日が韓国戦なんだろうと思いつつ、料理をしながら韓国2-1トーゴを観戦。はいはい。そうですか。で、フランス対スイスは見ずに、朝少し早起きしてブラジル対クロアチアを早送りしつつ観戦。はいはいそうですか、ブラジルはロナウドとかが全く何もしてなくても普通に勝ちますか。。。

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なんとなく癒される記事だ。茂庭、気合の丸刈りも、苦笑というか、まあ広い意味では癒される記事ではある。

6月12日。

日本対オーストラリア。
ビール飲みつつ観戦。さすがに緊張しながら見た。俊輔のゴールはゴールというよりも「ゴール(笑)」って感じで、あれがもし決勝点になったらオーストラリアにはお気の毒と言うしかなかったかもしれない。茂庭の出場にしても「ワールドカップに出る茂庭」という状況だけで笑ってしまうし、最後の方のシュートの集中砲火もなんとかしのぐだろうと思っていた。そして残り10分での暗転。あっという間に3失点。今までのこのチームを見てきて、もはや当たり前すぎて不感症となっている「ジーコのやり方」が、負けた後になってみるとそれがやはり敗因だと思ってしまう。(きっとあのまま勝っていたら、きっと勝因はジーコの運の強さだと思ったことだろう。そんなもんだ。)

小野を入れたのは、「システムよりまず人ありき」の原則に忠実だったし、川口のミスからの失点のあとの2点は、攻撃したい中田と、その意図が全体に伝わっていないギャップをつかれたものだったように思う。かつての代表監督は、車に例えるとエンジンの役割をする選手と、取り替え可能なタイヤの選手がいる、という表現で選手交替を語ったが、ジーコの「王道」にはまったくそういった論理に基づいた考え方は無い。ただ「いい選手」を使うのみだ。

ただし、じゃあ戦術や選手交替に長けた監督が率いていたらオーストラリアには勝てたのか?という問いには答えられない。負けるときは負けるのだ。やりきれないことだが。

アメリカ対チェコ。
前半までみて寝た。コラーは「コレル」なんですね。こんな負け方ならまだ納得いくよね・・とアメリカの気持ちになってみる。

イタリア対ガーナ。
録画してあるけど見てない。というかもう見るのは無理だな・・・と今後のスケジュールを考えても、ハードディスクに残量が余りないことを考えても、やはり全部見るってのは出来ないのかなという気になっている。

しかし波乱が少ないグループリーグである。前回は余りに強豪国の敗退が目立ったから、その反動だろうか。今日は韓国戦、ブラジル戦がある。韓国は普通にトーナメント進出しそうであるが、俺は人間が出来ていないので、こっそり敗戦を願うことだろう。アジア枠を守るために韓国には頑張って欲しい・・・という意見にはまったくもって賛同出来ないのである。

6月11日。

セルビア・モンテネグロ対オランダ。最初の猛烈なプレス合戦を見て、もしかするとかなりの好ゲームになるかも?と期待したのだが、ロッベンのゴールの後は徐々にプレス合戦というよりも、老獪な戦術的ゲームに変化していったように思う。セルビア・モンテネグロが途中投入した2メートルの巨大なFWが、イマイチ効果的でないのを歯がゆく思ったのか、実況のアナウンサーが「ポジショニングが悪いんでしょうか?」と解説に聞いていたの笑った。このあたりの主観の入り方(良い意味で)は、某テレビ朝日とかの醜悪な実況と比べると、とても心地よい。

イラン対メキシコ。イランのGKが不安定だな、ダエイは消え過ぎだな・・と一応イラン応援モードで見ていたのだが、やっぱりGKがミスキック。その直後にセンターバックが凡ミス・・・で失点。あれは情けなくって困る。かなり凹むだろうなと思ってる間に3点目でゲーム終了。メキシコの監督の風貌とネクタイの柄が強烈な印象だった。さすがに眠くてベッドに倒れ込む。

ポルトガル対アンゴラ。今大会初めて、見る前に結果を知ってしまった。今から録画見ようかな・・ってもうそろそろ日本戦じゃないですか。ということでなんとなく緊張してきたので、このあたりでiBookの前から失礼します。

6月10日。この日は我が家に友人を招いて俺の手料理をお見舞いするというかなり危険なチャレンジの日。朝から中野へ髪切りに行き、その後に家でひたすら料理。タイカレー、ヤムウンセン、豚の角煮、スペアリブのビール煮込み、など。大人6人分というのは結構な量である。宴は18時頃に始まり、0時前にお開きとなったのであるが、壮絶な量のビールが消費され、ケーキもスパークリングワインも赤ワインもなくなり、結局記憶もよくわからないまま寝たらしい。ということで、イングランド対パラグアイは一応見てたんだけどよく覚えていません。

注)この宴会、料理に対して「マズい」という言葉を発したら無条件でしばく、というルールのもとで運営された為、非常にいい試合展開となりました。今後も適用していきたいと思います。

そして日曜の朝。録画でスウェーデン対トリニダード・トバゴ、アルゼンチン対コートジボワール。今大会最初のアップセットというか、勝ったわけじゃないんだけど、トリニダード・トバゴは素晴らしい引分け。思い出づくりの為にドイツにやってきたのではないということを証明したと言えるだろう。98年の時の日本もこんな試合だったら良かったのになあ・・と優勝したかのように喜ぶ選手を見て思った。

アルゼンチンのサッカーは非常に機能していて、かなりのレベルにまでいくのではないかと思ったが、もし足下をすくわれるとしたら、余りに「機能している」というその無駄のないところかもしれない。もしやられるとしたらダサくて、とっても泥臭いチームにやられるのではないか?

6月9日。開幕戦ドイツ対コスタリカ。家でビールを飲みながら観戦。

開幕のセレモニーは、かつての優勝選手たちがゲストで出てきたパートが良かった。ウルグアイの元選手はとんでもない爺さんだったし、レオナルドは洗練されすぎてて一瞬誰かわかんなかったし、マラドーナはやっぱり出てなかったし、まあとにかくお祭りが始まったということだ。

試合開始。試合の内容よりBSハイビジョンのワイドの映像が奇麗で、そっちにばかり気をとられていた。あと奥さんがしきりに「解説の井原の声が出川哲朗にそっくりだ」と力説し、あげくは井原がしゃべるたびに「ヤバいよヤバいよ」と出川の物真似をやりだすのでたいへん困った。そうこうしているうちに4-2で試合終了。ちょっとユルい試合だったんではないだろうか。

2試合目ポーランド対エクアドルは翌朝録画で見た。ハードディスクレコーダーのLPモードで録画するとこんなに劣化するのだな・・と14インチテレビでは気付かなかったことに気をとられつつ、でも試合内容はドイツ対コスタリカより面白かった。2-0でエクアドル勝利。ただ内容を見る限りだとポーランドはまだ希望があるだろう。

開幕前夜

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月曜から今日まで、料理したり部屋の整理したりしてたら、もう明日の夜にはワールドカップが始まる。これから一ヶ月の間、でかいテレビで、しかも全試合を生中継で、視聴可能な環境になったわけだが、よく考えたら生まれて初めて、こんなに恵まれた環境でワールドカップを迎えるのだ。いつもテレビがボロいとか、ああ放送されないあの試合も見たかったなあとか、そんな不満を思ったりしたのだが、今回は自分がその気になれば全部見られるのである。ただ問題は、「その気」というのがどの程度のものなのかであって、なんだか環境が整ってしまうと人間というのは欲望も薄くなってしまうのかもしれないな・・・と地上デジタルで「小林サッカー」の放送を見ながら思う開幕前夜。

4年前はfootball or dieをワールドカップ期間中は毎日更新!とか無謀なことやってたんだよな・・・。すごいな。

日曜日に渋谷で見た映画。バッシング。イラクでの日本人人質事件を題材に、「自己責任」の名のもとの「バッシング」を描く。

土曜日。ワールドカップを目前にして、やっとケーブルテレビが開通した。(引越してからおよそ3ヶ月以上地上波のみ生活で、ちょっとサッカーが余り見られないのは不自由したが、それ以外は特に困らなかったんだけど。)

地上派デジタルとか、BSの民放とか、一挙に視聴可能なチャンネルが増え過ぎたせいですこし面食らっている。前のケーブルテレビがアナログのチューナーだったので、今のデジタル化された世界にも今更ながら驚いた。電子番組表とか、16:9の放送が結構あることとか。

で、なぜか最初に見た番組が、NHKのBSハイビジョンの街道てくてく旅だった。岩本輝雄がすばらしい味を出している。ホントにてくてく東海道五十三次を歩いている。

旅人:岩本輝雄さんからメッセージ
去年は右足の怪我の治療とリハビリに専念していたので、今年は所属するチームがありません。でも、まだ引退したわけではないんです。自分では今年を人生の“ハーフタイム”と考えて、この旅を通じてたくさんの人に出会って、色んな物を見て、感じて、自分の今後の事なども考えて行きたいと思っています。

実はすっかり引退したんだと思っていたので、ちょっとびっくりした。がんばれテル。同い歳だから余計そう思う。ワールドカップが始まってもひたすらてくてく歩くのだ。

東中野でピンク映画。「R18 LOVE CINEMASHOWCASE VOL.1」。最終プログラムの2本も見たので感想など。「痙攣」と「言い出しかねて」。まるでフランス映画のような雰囲気のあるタイトルに偽りなく、どちらも良い映画だった。

もう暑い。夜、フットサル。汗かきプレーはしないのに、汗はかきまるくる不思議さよ。