ワールドカップ14日目

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6月22日。

イタリア対チェコ。イタリアの先制点、チェコの退場者・・・この展開からの逆転劇を想像することが出来ず、チャンネルをアメリカ対ガーナに変えたら、ガーナがPKを得たところだった。2-1。後半、愚直に攻め続けるアメリカと、ある時は速く攻め、ある時はうまくボールを繋ぎ、時間を使うガーナ。真面目さだけで点がとれるゲームじゃないのだ、サッカーは。

クロアチア対オーストラリア。後半だけ録画で見たが、またもやヒディングのFW5人大作戦で同点に追いついた。まるで4年前の韓国を見ているような、激しい肉弾戦と闘志。選手をここまで奮い立たせるのがヒディングの人心掌握術なのか?だとしたら恐ろしい限りだ。

日本対ブラジル。ほとんど不可能なことを、それをやる主体は「出来ません」とは言わない。(それが僕らが彼らに背負わせているものである。)ただし、それを見届ける役割のメディアが、選手と同じく「日本は負けません、勝つだけです!」的な楽観論を垂れ流していたのには本当に犯罪的だ。サッカーとは条理と不条理の混血であり、根拠なき楽観に寄りかかるものはこの世界の異端である。シュートが入らないからと言って、試合前日にひたすらシュートを打たせる監督に何を期待するのか?悪運?それ以外ないし、玉田のゴールまではそれがあった。

後半のラスト20分ほど、ただただ屈辱的にやられる時間帯。キーパーまで交替されるなんて、どれだけ辛いことか。試合後にピッチに倒れ、目に涙を浮かべた中田は、いったい何を考えていたのだろうか?きっと考えることもないほどに全力で走り、ただただ立ち上がれなかったのかもしれない。そして最後に、立ち上がった中田を見て、自分でも少し整理がついた。倒れた後にすることは、倒れたままでいるか立ち上がるかのどっちかだ。中田は立ち上がり、それを僕らは見届けた。

<本日のさようならワールドカップ>
チェコ
アメリカ
クロアチア
日本

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