ローズ・イン・タイドランド
日曜日に見た映画。テリー・ギリアムのローズ・イン・タイドランド。
宣伝に爆笑問題とか起用しているのが、非常に残念だが、だから見に行かないなんて偏屈なことはしない。
主役のジョデル・フェルランドは、(こういうことを書くと色んな意味で危険だが)・・・今まで色んな映画を見てきたが、その中でもダントツにかわいい。奇跡のようにかわいく、しかも救いようがない程に孤独だ。ロックミュージシャンでジャンキーのパパ、ぶっこわれた人形の頭が四つ、頭のおかしいおばさん、頭の弱い少年・・・ジェライザ=ローズの生きる世界は見事なまでに閉じたまま。広大な草原は全くどこにもつながっていない。おまけに、唯一の外界との接触と思われる線路/そこを走る列車は彼らの解釈では「怪物ザメ」なのだ。
陰鬱すぎる世界観と、それだからこそ突き抜けた映像の連続。こういう風に計算通りにキッチリと狂った世界を提示されると・・・気が滅入るしかないのだが、なぜか不快感はない。いろんなところが可愛らしく装飾されているからだろう。可愛さとは残酷なものでもある。
そうか、この映画、何かに似ていると思ったが「ラスベガスをやっつけろ」に似ているのだ。あと、「暗闇のスキャナー」でもある。
カテゴリ
cinemaトラックバック(1)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ローズ・イン・タイドランド
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.kogumarecord.org/mt/mt-tb.cgi/2218
» 「ローズ・イン・タイドランド」現代のおとぎ話は甘くないのだ(soramove)~のトラックバック
「ローズ・イン・タイドランド」★★★ ジョデル・フェルランド、ジェフ・ブリッジス 主演 テリー・ギリアム監督、2005年、イギリス、カナダ 主人... 続きを読む


コメントする