2006年10月アーカイブ

日光旅行

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金曜土曜と1泊2日で鬼怒川温泉、日光へ行ってきた。ルートは、1日目が東京→鬼怒川温泉駅→日光江戸村→鬼怒川温泉の宿、2日目が宿→東武日光→東照宮近辺→東武日光→東京という感じ。

・「日光江戸村」。にゃんまげのいるところですよ。色んな意味でなかなかの衝撃。これはまたいつか別エントリで。
・鬼怒川の宿はとっても良かった。食い過ぎた。
・日光東照宮はさすがに世界遺産であった。海外からのお客さんたくさん。(今年は善光寺、京都、日光と、老人のようなところばかり行っている気がする。)
・帰り際電車の時間待ちで、トイレの芳香剤の匂いが店内に充満する焼鳥屋でビールを飲んでいたら、隣席が熟女とそのヒモ男の不倫旅行といった感じの会話でした。ただそれだけ。

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大猷院からの眺め。門の向こうに広がる幽玄な木々。

日曜日の夜。MANDA-LA2でイトーバンドの久々のライブ。珍しく1週間に3回もライブハウスに行ったことになる。彼らの演奏も良かったし、対バンも良かったし、なんかこんな風にふらっとライブを色々見るもいいなあ、と今更ながらに思う。終演後もMANDA-LA2でそのままビールとか飲んで、気づけば金土日と飲みっぱなしじゃないか、俺。まあいつものことと言えば、いつものこと。

昨日までの雨もやんで、晴れた秋空を見ていたら仕事のやる気がみるみるうちに減退して、サッカーでも行きたいなあ・・と思って、チケットが全く売れてなくてガラガラというU21日本代表と中国の試合でも見に行こうかな・・・と考えていたら突然携帯メールで「ゆらゆら帝国シェルターのチケットが余ったのでどう?」メールが。うわ、それはすごい!ということで、千駄ヶ谷ではなく下北沢へ。(ごめんよ、平山にはいつでも会いに行けるから)

久しぶりに見たゆらゆらのライブ。堪能。変態。煩悩。昏倒。混沌。卒倒。良かった。ラストは「ボーンズ」。

で、なんでサッカーの試合を中座したかと言うと、「アゲイン」発売記念のライブがあったからなのである。しかもリハの時間から行ったのは、僕も1曲だけゲストボーカルとして参加させてもらったからなのだ。

 この日はアルバムの全曲が、曲順通りに演奏された。10曲目の「車に乗るひとりの男」という曲が、僕がボーカルやった曲で、まあかなり久々に人前で歌ったわけで、結構緊張。しかも演奏前にも後にも、一言も紹介されなかったので(ひどいよ!)、知らない方には謎のオッサンがいきなり一曲歌いやがったな・・という展開でした。更新係によると、「悪夢のような」時間だったそうです。

ライブの方は非常に良かったので、CDもがんがん売れてくれるといいなあと思っております。

日曜日。
スタジアムに早めに入って、東すかの配布。

試合は・・・・前半までしか見ていません。7分間の大逆転劇は、下北沢でケータイの速報画面で知った。。

というわけで、その他多くの東京系サイトに書かれている、エクスタシーだの、今野の飛び出しだの、ノリオの爆裂キャノンシュートだの、石川の超絶トラップだの、涙腺決壊、ぶっ壊れましただの・・・と言った描写とは一切無縁の日記となります。見てないんだからしょうがない。あ、ビデオで見返したけど、やっぱりスタジアムがどんな壊れっぷりだったのかは分からないな。分かっても困るんだけど。まあ、こんな日もあるということ。

夜、歩く

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土曜日。
朝からちょっと横浜まで行って、夕方から中野でスタジオ入って、その後渋谷で待ち合わせて、なぜかその後ひたすら代官山、中目黒と歩いて、焼鳥食って、近所のバーで2杯くらい飲んで、結局家まで歩いた。

最近まったく身体を動かしていないので、これくらい歩くのはいいことだと思うのだが、結局飲んでるし。

本日、こぐまレコードの通算4枚目のアルバム、punkchillの"アゲイン"が発売となりました。特設ページでは視聴も出来るようになったし、素晴らしい方々にコメントも頂いたし(まさか柴田先生のコメントと僕の駄文が並んでいるとは!)、CDには販促用にシールもつけたし、更新係入魂のPRページもあるし、新宿のタワーレコードでは視聴機にも入れて頂いているみたいです。ええと何が言いたいかというと、改めまして僕からもよろしくお願いします、ということです。

バンブルビー・レコードさんでの特集ページ
ブリッジ通販ページ
こぐまレコードで通販

ライズXで、悪魔とダニエル・ジョンストン

中学生のころ、同じか一つ上の学年の特殊学級にKちゃんという子がいて、彼のことを思い出した。彼は猛烈に絵がうまくて、まさにダニエル・ジョンストンが書くようなイラストを大量にいつも書いていた。しかも頭の中には彼の作ったヒーローが活躍する様子が完璧に浮かんでいて、ストーリーを拙いながらも人に説明してくれたりした。僕は内心彼の言葉が余りに伝わりにくいことにイライラしていたが、絵の独創性はどんなに頑張って絵の勉強をしてもかなわないだろうな・・という諦めを感じていたように思う。

ダニエル・ジョンストンは、多くのミュージシャンたちに愛されることで有名になった。パステルズがカバーした"Speeding Motoecycle"より先に、彼のオリジナルを聴いたことのある人は少ないだろう。その他多くのカバー曲があるけど、そのカバーの意図は全部同じだろう。つまりこんな風にいい曲を書きたい、ただそれだけ。

何かを作り出すには、程度の差こそあれ「何かに取り憑かれなければならない」のであって、彼の場合はその取り憑かれ具合が余りにも常軌を逸しているだけなのだ・・・ということがよくわかる映画。良かった。

日曜日。朝から映画を見に行って、映画館から出て携帯の電源を入れたら着信があって、そのまま緊急で仕事へ。ああああもうと思いながらなんとか終わらせて、帰宅してからBS-iの録画でサッカーを見る。16:9のワイド画面は素晴らしいが、ほどよく間延びした陣形と着実に重ねられる得点シーンをじっくり見せつけられるのは拷問であった。料理して酒飲んで寝る。

渋谷で映画。フラガール。ヒットしてるらしい。確かにベタだけどよく出来てる。感動もする。映画のベタな感動パターンの筆頭は、「愛する人が死ぬ」かもしれないが、2位は「みんなが団結してがんばる」なのかもしれない。

というわけで十分に楽しんだのだが、何よりも

「蒼井優がやばいくらいかわいい」

ということだけでこの映画については語り終わってしまうのかもしれない。すみません。

The Letting Go

なんというぼんやりとした音。そして相変わらず枯れていながら色っぽい声。今回の女声との絡み具合もいい感じである。iPodで移動しながら聴くには似合わないアルバム。静かな環境で、ただただ弛緩していくように、それでいながら頭は冴えて行くような感じで聴きたい。なんとなく、水墨画のイメージ。

酒ばっかり飲んでいた週末を反省し(そういえば月曜日は中華街で上海蟹なんてものを御馳走になった。)、本日は家で料理。メニューはインドカレー。まあまあの出来。

そのカレー食いながらインド戦を見る。ガーナ戦はそれなりに面白かったのだが、この試合はいまいち。内容よりもまた停電になったのがすごい。後半はあまり見るべきところはなかったが、ディフェンス(今野、阿部、鈴木啓太)が全員MFというのは笑えた。

あとはロスタイム近くで、犬がピッチに入って来たのもよかった。誰も捕まえにいかないし、犬もどう振る舞えばいいのか迷ってる感じだったし。とりあえずフリーキックの壁に犬が入ったらかなりツボだったのだが、そこまで訓練されていなかったようだ。オシムは呆れて笑っていたが、選手は誰も笑っていなかった。それがプロサッカー選手としては当たり前なのかもしれないが。

これからは、Jリーグでも最高につまらない試合の時は何かを乱入させてみてはどうか?パンダとかがピッチに乱入すると可愛くていいと思う。

フィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティ

僕は基本的に伝記映画が苦手で、それも既に歴史上の人物であればいいのだが、死んでからさして時間のたっていない人物が映画の中でこれみよがしに演技するのはなんだか胡散臭くて嫌だなあと思っているのだが、この映画は数少ない例外と言える。彼のオカマ声の演技が、本当のカポーティに似てるかどうかなんてどうでもいい(似ているらしいが)。似ているかどうかでなく、そこにいる人物が確かに息をしているような気になれるかどうかが重要なことなのである。フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は圧倒的にその人物がフィルムの中で生きているという感覚をもたらしており、我々は、傲慢にも他者の運命を完璧に記述するという野望に取り憑かれた一人の作家の高揚感と墜落を目にすることになる。「小説」というジャンルは、この方向が一つの到達点なのかもしれない。

「冷血」はおそらく本棚の奥に眠っているのだが、お恥ずかしいことに未読のままである。新訳が出ていたので文庫で買った。これから読む予定。
冷血

土曜日。仕事した。仕事中にふしぎな自転車おじさんからいきなり電話があったり、昼間っから一人で蕎麦屋で酒飲んでる人からメールが来たり、秋晴れの日にみなうっすらと狂気のようなものさえ感じさせる一日であった。夜は新宿で終電近くまで飲み。話の9割以上が下ネタという、いい歳こいて有り得ない程の幼稚な展開。おれが悪いのか。

という訳でサッカーは結果を知ってから翌朝に録画で。

試合は強風のせいもあって雑な展開だったが、平山やっぱり面白い。発言も随所にヘンなフックがあって面白いのだが、プレーもちゃんと頭がいいというか、センスのある選択が多くて、バカみたいな感想で恐縮だがいわゆるJリーグの外国人フォワードのような匂いがする。しかし久々に勝つとこみたなあ。

10月の雨

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もう秋なのに、樽生サーバーなんてものを買ってしまった。自宅で使える簡易ビールサーバー。炭酸ガスつきで打ってるボトルは実はあんまり安くないのだが、まあ居酒屋で生ビールを毎日飲むよりは多分安いだろう、ということで。これ、家で缶ビールに比べればとってもおいしいし、泡もきれいだし、なんか玩具のようで楽しかったりもする。

キリン樽生ビールサーバーの秘密を読んでへえ、という感じ。

身体の健康と、精神の健康について考えた一日。ビール飲んで適当にやり過ごせる俺はなんとまあ気楽なことか。雨が降り続くのはそんなに嫌いではないが、体調は少し悪くなる。

ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスI イランの少女マルジ

まずは独特の構図とタッチに驚く。自分とほぼ同世代の、イランの少女の視点で綴られる革命、そして戦争。例えば人が死ぬような、とっても重い場面でも、逆に古代の絵のようなコミカルな構図で描かれたりするので、思わず笑いそうになる。彼女はとっても裕福で進歩的な両親のもとで育っているため、体制に憤ったり、階級社会の中でメイドを哀れに思ったりする。同時にイラクとの戦争の中では愛国的な高揚感も持つし、欧米文化に憧れてマイケル・ジャクソンのバッジをつけて外出したりもする。こんなに新鮮な視点で読む漫画は久しぶりだった。

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

戦争を逃れてオーストリアで生活するマルジ。イラン人として生きること、そして普通のティーンエイジャーとして生きること。タバコドラッグセックス失恋。アイデンティティーの危機、そして失意の帰国。裕福な家庭の子の、ありきたりな物語かもしれないが、とっても正直に描かれていて面白い。あまりにも金持ちってラクなんだなあ、甘ったれてるなあ、という気もするので、みんな1巻の方が好きみたいだ。確かにそう思う。

世直し源さん—ヨシイエ童話 (1)

偶然にも、ちょうど安倍晋三が総理大臣に・・・というタイミングで読み始めたこの本。読み終わってからあとがきを読んで、執筆時期が89年〜91年だということに驚いた。まるで2006年の政治を童話にしたみたいだ。

民主主義が衆愚政治に堕してしまった現状を憂い、4年間だけの時限立法で「独裁」をやるというステテコ姿の総理大臣、源さん。女子高生からお婆さんまで5人の妻と重婚していて、「国会議員性根たたきなおし法案」を作り、時には国民を文字通り殴りつける男・・・1人のトリックスターの物語を通して、見事に「システム」が様々なことを飲み込んでいく様(そしてそのシステムの破壊/システムからの解放)が描かれる。

美しい国へ云々という人間より、それを実に多くの人が支持しているという現実の方に驚かざるを得ない。「みんなが正しいと考えること」の正しさについて誰かが検証しないと、誰も内部は悪くないんだけど/どこか外部に敵を見つけよう・・の粗悪なロジックが口を開けて待っている。

ちなみに映画にするなら主人公は菅原文太しかない・・・とは奥さんの弁。同意します。

土曜日。家でテレビ観戦。こうやって東京で試合をやっているのにスタジアムに行かないのは、かなり久しぶりのような気がする。東すかの配布でもあったし、行けたら行こうかと思っていたけど、やはり体調が重くて行けなかった。

試合は・・・まあ平山は見ててやっぱり面白かった。ただそれ以外にちぐはぐなところが多すぎて、ついにヤバいとこまで追いつめられてきたなあという感じ。噛み合わないのは多かれ少なかれあることだけど、噛み合わないことを修正するとかカバーする手だてがない感じが、どうにも悲しいのである。あまりにも頭を使って要領良くサッカーをする選手の割合が少ないのかもしれない。監督も。

お粥とかばっかり食べてた一日。なんと21時前に就寝。こどもか。