2006年11月アーカイブ

ホステル

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先週見た映画。シアターNで、ホステル

余りにも残酷描写が過激という噂のR18のホラー映画で、見る前からかなりの覚悟をして行ったのだが、これが覚悟をしただけのことはある傑作だった。見る前に、「大丈夫、これは作り事で本当は誰も死んでない。本当の血なんか一滴も出てない!」と強く10回以上念じてから見れば、恐がりのアナタもきっと大丈夫である。たぶん、ね。具合悪くなっても責任はとりません。

アムステルダムを観光中の3人組(アメリカ人×2、アイスランド人×1)が、「スロバキアのとある街へ行けば、美女たちからモテモテ、セックスしまくりだよー」という情報を得て、マジで!?とばかりにその街へ向かう。確かにそこのホステルでは、なんと相部屋の女子2人がもう・・・・(以下自粛)・・・・で、彼らは夢のようなエロエロな一夜を過ごすのだが・・・という物語。ホラー映画の鉄則では、セックスする奴は絶対殺されるのだが、この映画ではそいういった映画のお約束を微妙に守り/そしてずらしているのが実にウマい。そして彼らを待つ、地獄の運命は果たして・・・

以下は、もう見た人か、絶対に見る予定のない人だけお読みください。

今季最後のホームゲーム。赤く染まったアウェイ側・・・だけじゃなく僕らの周囲にも結構な数の赤い人たちがいて、正直言って鬱陶しくてしかたがないんだけど、まあそんなこと最初から分かってたことだし今更言っても仕方ないのである。東すかを配り終わって、席について弁当を食べた。実は緊張で胃がおかしかったので、食べて少し落ち着いた。(こんなにサッカーで緊張したは久しぶりである。)

浦和にやられるパターンをひたすらイメージトレーニングした成果もあり、浦和のチャンスはどれもしょぼく感じられ、反対に東京の攻撃には鋭さがあるように思った。つーか実際のところとても良く集中していたし、試合運びもとても落ち着いていたように思う。そう言えば戸田はJリーグ初ゴールが駒場のレッズ戦だったような・・・でもやっぱり今日もゴールは決まらなかった。

ただ浦和には最後まで余力もあったように見えた。最後はガンバが追いつかれている・・・という状況の中のタイムアップで、僕の周囲でもあーあ優勝決まっちゃったよ・・という感じだったし、その中で東京も敗北を恐れてか最後は引き分けを狙っているようにも見えた。まあ何より負けたくなかったのは俺も同じだから、そのことを責める気にもなれないが、なんとも複雑なロスタイム。。そしてガンバが勝ったという速報に歓声をあげ、でもその後にガンバと浦和の得失点差を知って、なんだそれじゃあほぼ優勝決定じゃん・・と凹む。

とてもじゃないが「優勝阻止」などと偉そうに言えるような引き分けではなかったような気がする。ただ、「最悪」よりは何割もマシな結果になったことをひたすら安堵した。

試合後は東すかの面々でスペイン料理の店で食事。そういえば、3年前の初配布の後もこの店に来たのだった。たくさん食べたので、とても眠くなった。

木曜。引き分けかと思っていたら最後にぼへーっとしたヘディングが負けました。まあ勝ったとしても、ひどい内容だったのに違いはないのだが、負けたことで更に印象に残らない試合になった。特にひどかったのがどっちのチームも適当に前に蹴り合う時間帯で、だったらもうマイク・ハーフナーと平山を同時に出して、どっちがデカイでしょう?みたいなサッカーだったらそれはそれで面白かったかもしれないが。

試合後、新大久保で横浜方面からの客人と酒宴でしたが、1歳児に完全に「キモイおじちゃん」と思われているらしく、膝の上に一瞬のせただけで号泣されてしまい、落ち込む。あと、ミリタリーものの赤ちゃんウェアって贅沢きわまりない、けしからん!と思っていたのだが・・・アカン、あれはかわいいわ。

さて、26日である。浦和の優勝を見るのがこわいって?そんなことを考えていてはいけない。僕はこれから256通りくらいの「浦和に負けるバリエーション」を考えることに集中する。開始1分で今野がレッドカードとか。そういうマゾヒスティックな訓練を積みに積んで、考えうる限りの最低の3倍くらいのひどいことを予想した上で、満面の笑顔で味スタに乗り込むのである。注射は痛い痛いと思うから痛いのである。この注射には意味があるし、まわりのみんなも我慢して注射されてるのだから、ちゃんと俺も注射うたれないといけないのである。覚悟を決めた上で、ひとかけらの希望に、すがるしかないのである。ああもう。今から飲みたい気分ですよ。

そうそう、26日は東すか最終号の配布です。3年にわたってやってきたこのフリーペーパーもついに最終号。読んでくれたみなさんありがとう、という気持ちでスアジアムに向かいます。

不細工な友情

「妬みあり、嫉みあり、学歴あり、打算あり、妄想あり、愛嬌なし、美貌なし、恋人なし、特技なし、友情あり? 」こんな帯の本がなぜか我が家にあったので、読みました。面白い。悶々とした30代の、いい歳してまったく野望も責任も持てず、嫉妬と目先の見栄と性欲やらなんやかんやで、適当に過ぎていく日々が、往復書簡という体裁(だけど会話というよりこれは自分語り)で綴られていて、これは書籍だけどブログみたいな感じだなと思っていたら、やっぱりもとはWebの連載だったそうで。

国立に行って見てきました。いやあ・・・最後の方はちょっと退屈だったかな。Jリーグの日程も詰まりまくりだし、ほとんどの選手はクラブでも試合に出てる選手だし、日韓戦と言えども、もはや無条件に最初から最後までピリピリした好試合を期待してはいけないのだな、ということがよく分かりました。2万人ちょっとの国立はのんびりしたムードで、まあたまにはこんな試合があってもいいけど、腐っても「日韓戦」なんだぜ・・・と言いたくなるのは余りにも年寄りめいた感傷に過ぎないのでしょう。内容自体はそれなりに両方とも(特に日本は)、技巧が十分にあることは分かりました。このチームには「下手だけど根性だけはある」みたいな選手が一人入ると、また違った味が出るのかも。

どうせ親善試合ムードなら、野洲高校の乾をもっと長い時間見たかったな。電光掲示板に「FC東京」とか「ジュビロ磐田」とか所属チームが表示される中、「滋賀県立野洲高校」だもん。「県立」だもんね。

あと平山はやっぱり面白かった。途中からどんどん下手になっていったけど。

日曜日は味スタでフットサル。寒い!つーか雨天決行かよ、と思いつつ始まったのですが、実は初めて味スタのピッチレベルに入ったので、それはそれで地味に昂りました。すごいねえ、プロ選手ってのはあんなとこでサッカーやって、みんなに見られたりするわけだねえ・・と今更なことを思ったり。

御飯食べて、ビール一杯だけ飲んで帰宅。帰宅したらおでんがあったので、焼酎とおでんで暖まる。結局このパターンか。

あ、あと最近、"WILLIAM GIBSON COLLECTION by BUZZ RICKSON'S"で検索して飛んでくる方が異様に多くてびっくりしました。このページのせいね。BEAMSのページよりここがランク上ってどないやねん?ここには全く情報ありません。ごめんなさいね。(一度こうゆうこと書いてみたかっただけです)

土曜日。六本木でトゥモロー・ワールド

素晴らしい。見て良かった。最近はどいつもこいつもクソみたいな「恋人とか家族が死ぬのはとっても悲しいねー」という映画ばっかり作りやがって(そんなの映画に言われなくても分かってるし)、しかもアホ面さげてみんなそれ見て涙流して、ガンガン大ヒットするもんだからみんなサルみたいに同じような映画とっちゃって、もう別に興味ないからいいんだけど、でも映画館で予告編とか見るだけも辟易してたから、こうゆういわゆるスターは使わずに120億だかのメガ予算使って、しかも強烈なメッセージがあって、役者はみんな最高だし、素晴らしいカメラに圧倒されるし、こういう映画を本当に待っていたんだ、という気がする。

現題はP.D.ジェイムスの原作小説通り「CHILDREN OF MEN」。映画冒頭、このタイトルの入り方だけでかなりグッときた。以下はネタばれありなので、興味ある方は読まないよろし。

太陽

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日曜日。銀座シネパトスで太陽を見た。イッセー尾形の「あ、そう」は摩訶不思議で絶品の味であり、先日フィリップ・シーモア・ホフマンのカポーティを見た時もびっくりしたのだが、「演技」というのは人間がやる行為の中でも、なんとも奇妙で、しかも激しく人の心を動かすものだということに今更ながら気づかされる。

史実とは違う部分も多いようだ。でもそんなことは全然重要ではない。何より全体に漂うムードが幻想的で美しい。緊張感あふれる映像が多いが、笑ってしまうようなシーンも多い。奇妙で、どことなく暖かい映画。無表情の中の表情、無言の中の言葉、それら一つ一つがかけがえのないものとしてこの世界を成立させている。イッセー尾形が「あ、そう」と言いながら凝視するのは、そういう一瞬一瞬なのだ。

危険

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昨夜寝る前、歯磨き粉と間違えて、洗顔フォームを口に入れてしまった。慌てて、うげえと吐き出したのだが、しばらく気持ち悪く、もし飲み込んでいたりしたらと思うと冷や汗をかく思いで、いやあ危機一髪だった、死ぬかと思った、飲まなくてよかった、といつものごとく大騒ぎしていたら、奥さんに「長生きすると思う」と言われた。

ひどい試合である。バカバカしいばかりの展開、ドタバタ以外の何ものでもない脚本、悪趣味な演出・・・映画で言うとコメディタッチのB級ホラーという感じ。まあ楽しいのは間違いなく楽しい。ただし深みはゼロ、ですね。

試合後の今野のヒーローインタビューというか、あれはアジ演説でしょうか、あれが良かった。「俺はすごかった」「相手は痛がってばかりだった」「相手も可愛そうだったけど、今日は俺らの勝ちです」・・・俺様発言連発。まさにドSの本領発揮。きっと明らかに不気味な薄ら笑いを浮かべながら最後のシュートを放ったんじゃないかと思うくらい、サディスティックなミドルシュートだった。

最後のホイッスルの後、ほとんどの選手が抗議の意味で並びもせずにベンチに引き上げるなか、整列に並んだ川崎の数人の選手を見て、ちゃんとした選手もいるんだなと少し癒された。

東京は・・・なんでこんな順位でお茶を濁しているのか情けないほどに個人の力が際立っていて、まあ残りも結局こんな感じの試合が続くのだろうか・・という感じ。

BS朝日でアジアユースの準決勝、日韓戦を見る。雨とかピッチの悪さとか連戦からくる疲労とか、色々理由があるのだろう。華麗さとはほど遠く、両チームとも意地と根性でひたすら泥臭く戦う120分。アナウンサーの絶叫がうるさくて参ったが、退場者が出ても全く動じない、しぶとい戦いぶりは実に良かった。(あとは広島の柏木って広島っぽくないお洒落な感じだなとか、大分の梅崎はとてもいい選手ですね、とか、千葉の青木って野洲高校のFWの青木だったのですね・・・とか。)

さりげなくベンチにコーチの森保一がいて、同じくベンチには控えでディドの息子がいて、さすがに2006年である。1993年なんて、13年前なのだ。時代の流れを感じた試合でもあった。

日曜日、渋谷でクリント・イーストウッドの父親たちの星条旗を見た。

原作がドキュメンタリーだけあって、出来る限り過剰な展開を避けたような、丁寧な作りの映画だった。アンチ・ヒーローの物語でもあるから、生き残ったものも死んだものも、更には生き残ったものを利用する人たちも、皆が等しく距離を持って描かれる。そして非戦場と交互に現れる「戦場」の光景の凄惨さは「プライベート・ライアン」の最初の20分の描写を遥かにしのぐ。いかに簡単に無意味に、虫けらのように人が死んで行くか。そして、明らかに(現代においてもある程度はそうであるように)、人の命があまり重くない時代や場所があるということ。もしかすると人類の歴史上で言えばそんな時代や場所の方が明らかに多いのでないかという、あまり考えたくないことを考えたりしながら。

ただこれは告発や裁きの映画ではなくて、事実についての映画なので、あまりに過剰な感想を書くのはやめておこう。見たというメモにとどめる。

硫黄島二部作ということで、日本側からみた「硫黄島からの手紙」は12月の公開だそうで。こちらは予告を見た印象では、なんか違和感がありそうな予感がするが、多分見に行くでしょう。

 日曜日。天皇杯の初戦、バックスタンドよりの自由席で観戦。のんびりと見るつもりだったが、日射しが思いのほか強くてまいった。暑い暑いといいながらビール飲んでしまったりして。

神戸の選手は・・・和多田、森岡とかは知ってるなあという程度だったのだが、DFで5番をつけて奮闘していた神崎は、高校選手権で準優勝したときの草津東の選手だ・・ということが分かり、歳月の経つのは本当に早いものだと感慨にふける。この年に優勝したのが、大久保、徳永のいた国見。

7点も入ると、1点1点のありがたみが薄れてしまったりするが、まあこんなにストレスを感じない日も無いわけで、たまにはこんな試合があってもいいだろう。馬場良かった。平山も見たかったが起用されず。

11月に入った。そろそろ来年の手帳をと思ったのだが、結局今年もこれ。MOLESKINEのダイアリー。無印良品に行ったら、MOLESKINEを中途半端にぱくったようなダイアリーとかメモ帳の新製品が並んでいて、無印ファンと言えどもこれはちょっとなあ・・という気分になった。


土曜日は本当に久々にフットサル。最後にやったのは7月?かどうかも定かでない体たらく。ほとんどずっとキーパーをやってたのだが、最後の試合の後半だけ、フィールドをやらせてもらったら、あっという間に息があがり、足が動かず、何も出来なかった。もともと無い体力が更に劣化してた。イカンねえ。

試合後にロイヤルホストで食べた豆乳鍋のセットがおいしかったので、晩ご飯は豆乳鍋。食い過ぎて、ぶっ倒れるように寝た。

金曜日、六本木シネマートでトンマッコルへようこそ

村の外では朝鮮戦争やってるなんてことも知らない、武器も兵士も見たことない、桃源郷のような村、トンマッコル。そこへやってきた米軍、南、北、それぞれの兵隊さんたち。村人たちは「戦争」も「武器」も分からないから、外部からやってきた彼らの存在自体が「?」である。ただし彼らは「?」を排斥しようとするどころか、ニコニコと笑って歓迎するのである。つまり「トンマッコルへようこそ」と。その状況から生まれる「笑い」がとっても舞台っぽいなあ、三谷幸喜みたいだなあと思っていたら、やっぱり原作は舞台作品だそうで。

あと、音楽が久石譲ということで、連想するのは二つ。一つは宮崎駿だし、もう一つは北野武。村の守り神ののどかな造形などから、ジブリ作品を連想する人は多いと思うが、村人たちと無邪気に遊ぶシーンなんかは北野武の「ソナチネ」か?と思わせる場面だった。久石譲の音楽は映画の感動成分を確実に30%増しにする。ずるい。

以下は、映画を見た人だけ。

予約していた店から「入荷しました」との電話があったので、早速取りに行ってきた。BUZZ RICKSON'Sの黒いMA-1。"WILLIAM GIBSON COLLECTION"である。服を予約するなんて生まれて初めてだったが、予約だけで完売するという噂だったので仕方がない。

ギブスンの「パターン・レコグニション」でヒロインが着るのがBUZZ RICKSON'Sの黒いMA-1で、実際には発売されていないモデルにも関わらず、海外の代理店に問合せが殺到したことから製品化が決定したという。「ウソが本当に」なったフライトジャケットなのである。ギブスン曰く「MA-1とN-3Bは、20世紀で最も模倣された衣類の内の2着」だそうで、確かにそう言われてみればそうかもしれない。徴兵を拒否してカナダに移住したギブスンが、かなり重度のフライトジャケットマニアだというのはとても皮肉で面白い。これほどまでにコピー/拡散した衣類の原型に異様に執着するというのは(ジーパンは大戦モデルらしいし)、彼の小説に顕著な「細部」へのこだわりにも通じている。ギブスンの小説はコンピューターとかネットワークについてではなく、模倣や拡散についての小説なのだ。

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http://www.buzzricksons.jp/top.html
http://www.buzzricksons.jp/product/william_gibson.html

パターン・レコグニション

東海道五十三次を歩き復活!岩本が背番号『53』を初披露

「そんなに期待しないでよ。少しずつやっていきますから」。この日はチーム練習に初合流。4日のデビュー戦へ向けて汗を流した。岩本は東海道五十三次の精神で新天地をてくてく歩く。

なんか癒されるニュース。いいなあ。こう笑顔で言い放つだけでラクになれる人は多いと思うのだが、そのためには東海道五十三次を踏破しなければいけないのだ。たぶん。

街道てくてく旅—東海道五十三次完全踏破