パプリカ
12月10日に見た映画。テアトル新宿でパプリカ。
筒井康隆は高校生の頃の僕にとってはかなり特別な存在であり、90年代初頭まではその全作品を読んだと言ってもいいと思うほど(全集も読んだし)好きだった作家だったのだが、ある時期を過ぎてから全く読まなくなった。だからこの原作の「パプリカ」も当然読んでいない。映画を見る限りでは、夢診断とか、クールな美女とか、ちっちゃな大名行列とか、筒井作品おなじみのモチーフが盛りだくさんで、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」の七瀬三部作などに通じる、正統派に属する作品のようだ。
映画の方は、まあなんというか、長く語るような感想はあまりない。好きな人は見に行って損はないだろうと思う。難解でもないし、絵は面白いし、パプリカ萌えする人もいるかもしれないし、平沢進の音楽はとてもいいし、あえて貶すようなことは特にない。同時にいいと思うところも特にない映画。
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