貧困の終焉
ジェフリー・サックス「貧困の終焉」読了。U2のボノが序文を書いている。僕はU2は好きじゃないのだけど、いい本でした。理想主義と楽観論が、たくさんの数値やグラフで説明される。それはちょっとした魔法のようで、その意味ではそこらの宗教家や政治家よりも、センスのある経済学者の方が人を救えるのかもしれないと思ってしまうほどでした。いや、事実そうなのかもしれないし、恐怖や不安が人を突き動かすのではなく、知性と科学が動かすのだということを、あくまでも信じたい人にお勧めします。(追記:いや、恐怖や不安によって人が動かされてしまうことをむしろ積極的に認めてもいいのかもしれない。たとえそうであってもやることは変わらないのだ。つまり貧困に手を差し延べることの方が、そうしないことによってつくコスト(社会の不安定さから引き起こされるコスト)よりもずっと割安ですよ・・とまで書いてあるのだから。)
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