酔いどれ詩人になるまえに
酔いどれ詩人になるまえに。チャールズ・ブコウスキーの映画。マット・ディロン主演。
こういう映画の常として、上映中は何度も睡魔に襲われたりするのだけど、この映画も例にもれず何度も寝そうになった。酒とタバコとセックス。動かないカメラ、弾まない会話、転がり出さない物語。この映画は「停滞し続けること」に随分と熱心だ。ただし、その停滞を他ならぬ本人が記録し続けているせいで、少し救われるような気がする。
主人公のチナスキーは「書き続けること」を、「停滞し続けること」の言い訳に使っているだけなのかもしれないが、それでも言い訳があるだけマシじゃないかと開き直っているように見える。
毛ジラミのシーンはとっても愛らしい。マット・ディロンが好きだった女性必見。アイドルの成れの果てというか、これが正しいかどうかはともかく、情けないオッサンの生き方というものである。
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