cinema: 2005年3月アーカイブ

カナリア

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新宿で映画。カナリア

地下鉄サリン事件から10年。これはすごいパワーのある映画だ。

「害虫」の宮崎あおいを更にパワーアップさせたかのような強烈な主役の二人。饒舌な、時に気恥ずかしくなるような言葉の洪水の中から、最後の光景が立ち現れるまで、誤摩化すことなく物語が語られる。気負っているし、洗練されていないかもしれないけれど、見終わった後にポジティブな気持ちになれた。そして、いくつかの本当に美しいシーンがあった。

「問い」は常に発せられている。「答え」はとても見つけるのが難しい。だけど恐れずに問い続けるのがガキの強さなのかもしれない。僕がガキの時にこの映画を見たらどう思ったのだろう?と思う。

実に労働者的というべきか深夜の勤務。深夜の工場の見学とかして今更ながら社会勉強なムード。
というわけで昼間に寝ておきたかったんだけど、そう簡単にサイクルは変えられない。仕方ないから映画館へ。

「復讐者に憐れみを」。まだ公開してたので見た。

ぺ・ドゥナの騎乗位&手話が見所との噂ではあったのですが、それ以上のものはあった。「オールドボーイ」よりは好きな映画だと思う。救いの無さ加減もいいし、説明の少なさもいい感じだし、結局のところの「わからなさ」が最初から最後まで貫かれている。だけど、好きな映画かと問われれば、それほどでもないような微妙な作品。「JSA」の北朝鮮兵コンビが主演してるんだけど、ソン・ガンホは別格としてシン・ハギュンも見事な存在感。僕らの日常は、ちょっとしたほころびから取り返しのつかない事態に用意に遷移しうる。

この監督の「JSA」「オールドボーイ」と比べるならば、ダントツでこの映画である。ぺ・ドゥナはたいしたもんだ。

早く帰宅したので、いろいろ雑事をやってしまおうと思っていたのに、気付いたら3時間、ちょっと前に録画してた「ゴッドファーザー PART III」を見ていた。むーううん。とりあえず最後まで寝ずに見はしたけどね・・という感じ。まあ金目当ての再結成バンドだってうれしかったりするからね、こうゆうのも別に悪くないのかもしれない。

ゴッドファーザーDVDコレクション

これはゴッドファーザー PART IIの中のセリフ。

「歴史に学ぶことがあるとすれば、それは、どんな人間も、殺せる、ということだ」

マイケル・コルレオーネ