cinema: 2005年4月アーカイブ
ポレポレ東中野で[ニワトリはハダシだ]。
毎日駅のホームから映画館を眺めて、気になっていたので見に行った。京都の舞鶴が舞台。知的障害者の主人公が、そのずば抜けた記憶力の良さからとんでもない犯罪に巻き込まれてしまう。原田芳雄、倍賞美津子、加瀬亮・・・先生役の肘井美佳はとてもかわいかった。
舞鶴の町と海の風景が、じめっとした曇り空の感じがとても良かった。ドタバタとした喜劇で、脚本はとっ散らかってるんだけどなぜか1本筋が通ってる。
映画終了後、監督の森崎東氏と脚本家・高橋洋でトークショー。おじいちゃんと、それを熱く支持する中年という構図。ファンがいくら深読みして色んな解釈をしても、「へーそう思うの」と軽妙に返す監督というのはとても魅力的だ。言いたいことのない作家は魅力がないが、観客は作り手の意図を超えて更に届くものを見たいんだから。次作は731部隊がテーマとのことで、かなり興味深い。

