football: 2005年5月アーカイブ
いつもは負け試合の録画は見ないんだけど、相手がオシム千葉ということもあって、見てみた。うん、やはり面白い。負けたけど、こういうチームに負けるなら、こういう試合なら、と思うことは出来る。
まあ完敗とも言えるが、お先真っ暗のどん底ってわけでもない、とあくまで前向きに。
オシムさんもFC東京は勇気のあるチームと言ってくれている。そうかもしれない。勇気は自信のなさと裏表なのかもしれないけど。でも「自分を信じていれば」と次に向かうしかないだろう。
土曜日は、ちょうど試合の時間、西荻は「戎」で飲んでいた。それなりにビールを飲んで、うだうだと語り、みっともなく酔っぱらい、駅に向かい、FC東京のマフラーをした人とすれ違った。多分臨海まで行ってたであろう人。2005年。東京をホームとするチームがあって、今とんでもなく調子が悪いけど、それが何だと言うのだ、と10数年前にこの街、この駅を使ってた時を思い出し、中央線に乗って中野に帰った。
ほぼ勝利を確信したロスタイム、ラストのワンプレー。コバが前線で囲まれてボールを奪われ、大宮が前に大きく蹴る。今野が振向いて大きくクリアしたボールが大宮の選手の顔面にあたって大きく跳ね返り、それがなぜかぴったりトゥットの前に転がる。トゥットのボールを受けた森田のループシュートがゴールに吸い込まれた。
悔しいのは確か。だけど今日は勝てなかったことを除けばいい試合だったと思う。
約3分の1が終わった段階で、勝ち点が11。首位鹿島とは随分と離れたけど2位の名古屋とは勝ち点差7に過ぎない。つまり鹿島だけが独走しててあとは団子状態のリーグ。
今日はJリーグの10000ゴールが決まった日だ。ひょっとして時間的に9999ゴール目は石川だったのだろうか?10001ゴールは近藤祐介だったのだろうか?
決めたのはG大阪の前田雅文。滋賀県出身らしいので、なんとなく嬉しいかも。大黒とかマグノアウベスとかエメルソンじゃなく、こうゆう地味な選手だったのはなんかほっとする。
悲劇と歓喜、ときには笑いのゴールの数々。それらが連れて来た場所に僕らはいて、今日は少し暗い気持ち。そしてこれからも増え続けるゴールに喜んだり凹んだりするのだろう。
負け続けるときというのはこういうものなのだろうか。1点をとられた後の惨状。2点目の絶望。息を吹き返すのは鈴木がPKを外した後で、その後も結局何かが噛み合い始めることは無かった。ゴールデンウィークのど真ん中、4万人の観衆の中にはおそらく初めてJリーグを、FC東京を見た人もいただろう。年に数回しかスタジアムに来ない人もいただろう。その人たちに、東京というチームはどう見えただろう?何かが伝わっただろうか?そんなことを考えたけど、そんなことよりもやっぱり次の試合が気になるのだ。
ただこういう時に、何か特効薬があるのかというと、そんなものは無いのだと思う。少しずつ悪くなっていったものは、少しずつ良くしていくしかないのだ。

