music: 2007年1月アーカイブ

これはちゃんと新譜。新しいCDだってたまには買うのだ。いきなり一曲目から音がバリバリに割れていて、なんじゃこりゃと思いながら思わずニヤニヤしてしまう。鼻歌のようなヘロヘロのメロディー/ずっこけそうなコーラス/美しい音と奇妙な音があふれ、このバンドの世界に引きづり込まれる。未だにアメリカではレコード契約なしで自主制作ってのも、深いのか深くないのかよくわからないバンドポリシーで面白い。なにより、
このバンドのメンバー、5人中4人がハゲていて、ハゲてない一人は太っている。
というのにグッときました。素晴らしい。

1995年に出たアルバムの再発。大量の未発表曲とかライブが追加されているので、即買い。この前の2枚のアルバムの再発も買っているので、どんだけペイブメント好きやねんオレという感じであるが、聴いてて面白いものは仕方ないのである。たださえとっ散らかってるサードアルバムだが(ジャケットもすごく手抜きっぽいし)、未発表曲とかライブは更に適当なクオリティで、正式にレコードになった曲がいかにキッチリ録音されているかよくわかる。ただペイブメントは適当でも本気でも、いまいち聴いてる側にはそれが分からない不思議な人たちなので、結局このCDもそこそこ聴けてしまうのである。今、pavementでiTunesのライブラリを検索したら243曲13時間もあることがわかってビビった。もしかしたら一番好きなバンドなのかもしれない。
ほんとしょ〜もないが、シンガーとしては嫌いじゃないよロッド。
ロッド・スチュアートと言えば、ボ・ガンボスのどんとはロッドに似てるからそれがなまって「どんと」になったという話を思い出した。うん確かに似ている。あと、youtubeで見つかったこの「ポケットの中」の歌詞は今の時代に聴くとなんだかとっても新鮮だ。
もらえるものは何もかも
ポケットの中にねじこんで
自分一人が味方だぜ
楽しくやらんかい
まるで今を予言しているようにも聴こえるではないか?というか優れた歌はいつもそんな風に聴こえるものなのだろう。

そういえば去年買ったこのCDも良かった。音も、DVDも良かった。当時はいろんな意味でバブルだったんだなあと思うし、そんななかでもこのバンドはやっぱり異様な感じがするなあとか、色々な印象を持つ映像集だった。

Sparklehorseの去年出たアルバム”Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain”を最近になって買った。とりたてて変化がある訳でもないけど、これをまったりと聴いているだけで落ち着くような感じのする、(いい意味で)なんの特徴もないアルバム。スパークルホースの音としか言いようのない、ぼんやりとした夢のような音と声がひたすらあるだけである。あと、このレビューは実はちゃんと新しいデザインでテキストがイメージを回り込んでいるかを確認するために書いたものでもあるんだけど、改めて書く程のことも別にないなあと思いつつ、いかにして字数を稼ごうか考えているのである。ああそうだ、”Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain”ってタイトルが長いよね。Sparklehorseは他にもVivadixiesubmarinetransmissionplotってタイトルのアルバムがあって、長いタイトルに燃える人なんでしょうね、マーク・リンカスってひとは。


