music: 2007年4月アーカイブ

先週の土曜日。新宿で豊田道倫ライブ。普段は平日の夜が多くて行きそびれていたのだけど、土曜日だと行ける。先日送ってもらったCD-Rに入っていた曲、初めて聴く曲、そして昔の曲。たっぷりと聴いた。客はみんな下を向いてて、目を合わせないようにして、そのまま眠りに落ちてしまってもいいような、緊張しつつ、でも弛緩した、そんな変な時間と空間。

途中にMCであったように、どこかしら具合の悪い人がこの音楽に引き寄せられているのかもしれないけど、ぼくは自分が具合が悪いのかどうか分からない。まわりの人が正常か狂っているかもわからない。まあでも別にそんなことはどうでもいいな、と思った。何かを肯定されたり、否定されたり、そんなことの為に歌を聴くのではない。

そして僕らが聴きたい歌を、聴きたいように演奏してくれる人も必要かもしれないが、何が聴きたいのかも分からず、何が演奏されるのかもわからず、いつもその場で勝負のような、そういう場を求めるから、この歌が、このライブが好きなのかもしれないと思った。

なんども聴いたはずの「ルイ・ヴィトン」という曲が、なぜか初めて聴くように耳に届いてきて、ひどく新鮮な体験だった。ライブというのは、そういうものなんだろう。