年度末覚書
田舎の父親が、本日をもって正式に仕事納め。さっき電話で報告があった。以降は山の中でゆっくり畑いじりなどしながら過ごすらしい。お疲れさまでした。
昨年末はその父方の祖父が亡くなったので、なんというか、家族間のバランスがごろりと変わっていくのを感じている。爺さんは長男、親父も長男、かく言うおれも長男で、本来なら一族の家長としてどっしりふるまいたいところなのだが、家長はおろか課長クラスにも及ばないスケールの小さい男には、それ相応の居ずまいというものがあるのである。ほっといてくれ。ほうっておいてくれたまえ。という屁のつっぱりでここまで踏ん張ってきたが、先月のひっこしがきっかけとなったか、積年のセーシン的疲れのようなものがどどっと、押入に詰め込んでいたNumberやサッカー批評やガロやカムイ外伝全15巻が土砂崩れるがごとく、押し寄せて来たので相当参ってる。
おれの予定だと、40歳前ぐらいにガタッと来る→その反動で大逆ギレを起こす→その余波で残りの労働力をなんとか生む、というプランだったのだが、思いのほか第一波は前倒しで来てるのか。意表を衝かれたのでどうしたらよいのか全くわからない。オシムが倒れて途方に暮れるサッカーファンのようである・・・というようなことを、実家からの電話のやりとりのあとに、親父にお疲れさまと言ったあとに、はじめて気付いた。
ひとしきり泣き臥せったあと、おやつのあられ菓子をバリバリ噛み喰い、いつまでたってもギャラの額面を言ってこないクライアントにいい加減請求書出したいからとっとと教えろというメールを、さっき叩き送った。小麦が値上がりしようが桜が散ろうが、おれはもうすこし生き続けなければならん。お前らもがんばれ。