ロックン・ローラーの条件と、衣服による温度調整考
ロックン・ローラーの条件はいろいろあるが、そのうちのひとつは「冬でも薄着」であります。おれは冷え性なのでロックン・ローラーになれない、と10代の頃に悟って以来、衣服によるこまめな温度調整には細心の注意を払ってきたのですが、数年前から自宅勤務を開始、空調に頼らない防寒対策をさらに検討せざるを得なくなりました。
防寒においてもっとも重要なのは、身体と衣服、両方サイドから対処しないといけないということ。毛皮をまとっても糸コンニャクのような身体は芯から暖まらない。また、(住んでる地域にもよるが)なるべく暖房器具に頼らずにすむレベルを目指すこと。デスクワークが主な場合、ついつい暖房を連続稼働、温度設定も高めにしがちだが、月末の電気・ガス代の明細を見て逆に冷えるので本末転倒、環境保全の観点から考えてもよろしくない。おれはアメリカのロックン・ロールも好きだが、エアコンを嬉しそうにガンガン稼働させる首廻りの太いアメリカ人をほうふつとさせるアメリカン・ロックは嫌いなので、そういう意味でも暖房の利用には意識的でありたい。
【衣服による温度調整】
古来からあるものとして毛皮や鳥の羽など利用した防寒衣類は存在するが、今は21世紀。貧乏人でも手軽に入手できる防寒衣類およびグッズはあまた存在する。着膨れしない、入手しやすい、価格もそんなにアレじゃない、という条件下でいろいろ探すのは楽しいものであります。
» ユニクロのヒートテック
前からプッシュしているのでご存知の方も多いが、ユニクロなので安い。都内程度の環境で、平均的な健康状態の成人であれば真冬の肌着はこれだけでよいと思われる。身体から出る水蒸気を吸収して熱に変えるという機能上、身体を動かせばほどよくヌクい。シーズンまっただ中に買いにいくと売り切れでサイズや色が在庫切れだったりするので、衣替えの季節になったら不足分を早めに入手しておきたい。真偽のほどは定かではないが某スポーツメーカーの商品開発者が、これだけの素材をこんな値段で販売されたらウチはおしまいだ!と絶叫したという噂もあって、確かになんでこれがこんなに安く売ることができるのか?という漠然とした不安に苛まれることがあり、それが唯一かつ決定的な問題点。
» 無印良品のウール+アルパカもの
一着買ってみたら薄手で、あったかかった。・・・ここ数年、おれはアルパカという生き物が気になってしょうがない。こいつらはいったい何を考えているのか? 国内ではアルパカ牧場那須ビッグファームでアルパカに会うことができるらしいのだが、会うだけではもの足らず、なんとか一緒に暮らすことはできないだろうか?とまで考えているのだが、犬猫飼うのにも大変な都内において、アルパカを飼うことなどまず不可能である。どうにもならないとはいえ、漠然とした怒りがふつふつとわき上がってくる・・・結果として身体もあったまるという予想外の効果もあるので、引き続きアルパカに関しては注視していきたい。
» アウトドア・ウェア
知ってる人には何を今更という話だが、いわゆる本格的なアウトドア・ブランドのウェア類の機能性は半端ない。それなりに値段もはるところが厳しいと言えば厳しいが、これはしょうがない。野外ロック・フェスなどでその機能性がさらに認知されたということで、ロックな人にもうってつけである。あと、30代になって、ジーパンその他カジュアルな装いが似合わなくなってきた中年予備軍には「着やすくて、かつ下手打たない」アイテムとして各界で推奨されているそうなので、装いに関して特に主義主張のない方々は参考にしていただきたい。
» 通販生活の防寒関連商品
かつて『暮らしの手帖』が担っていたポジションに鎮座ましましている『通販生活』、昨今一般紙ではあまり見ない誌面に漂うある種のハードコアさに、団塊世代以降の人間は及び腰になるが、メインコンテンツである商品群記事は本腰が入っててついつい購買意欲そそられる。忌野清志郎が推薦するボネコの加湿器というページがあればやはり読んでしまう。購読層の年齢を考えると、どうしても「見た目に洒落たもの」は少なくなってしまうのだが、なにしろ1冊180円、商品レビューに加えてアッパーな中年世代の熱気を伺い知るには(そんな必要があるかどうかはさておき)うってつけである。