punkchill 『アゲイン』

punkchillの新譜2ndアルバム『アゲイン』の発売記念怒濤の後援PRページ

 緊急突貫更新で恐縮です!時間も惜しいので失礼承知で挨拶もそこそこに用件を先に申し上げますと、我ら零細弱小レーベル・こぐまレコードがこのたび発売にコギつけました新譜CD/punkchill『アゲイン』、贔屓目に見ても手前味噌と言われようとも、コレはもう何度聴いても素晴らしい!素晴らしすぎる!あまりに素晴らしすぎるので、延期が決定した亀田興毅の初防衛戦のTV放映枠を買い取って全国の皆様に訴えようかと思いましたが、悲しいかな零細レーベルの資本力ではおよそ無理!この格差社会では無理!なので、いつもどおり地道にインターネットを利用して皆様に訴えさせていただこうと、こういう次第でございます!

 つきましては今皆様がご覧になられている当ページをpunkchill『アゲイン』発売記念特設ページと致しまして、ふんだんにアピールさせていただきます、既に当レーベルの盤紹介ページでおもな情報は公開させていただいておりますが、こうやって特別に後援ページを制作するぐらいですから上記ページではお伝えできない、このCDの魅力を惜しげも無く掲載していく所存であります。つきましては、私こぐまレコードの担当者/更新係が本日より毎日新しいニュースを提供させていただきますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

7. ライブに行ってみよう

 ライブに行ってバンドの様子をうかがってからCDを買おう、という慎重派のあなたには、近々のライブ情報をお伝えしよう!『アゲイン』ひっさげてpunkchillは以下のライブに登場します!CDは会場でも販売予定。

10/22(日)@下北沢mona-records
出演:プンクチル / メロス / いそべっく(from スモゥルフィッシュ)
open18:30−start19:00 前売¥2000・当日¥2300

» 下北沢mona-records
11/12(日)don't sing, so loud... vol.4
@高円寺CLUB LINER
出演:プンクチル  and more more!!!
don't sing, so loud...はプンクチル主催のライブイベント。
今回で4回目になります。詳細随時、ご報告します!

» 高円寺CLUB LINER

 既にCDを購入した方も、生の『アゲイン』妄想音波飛沫を存分に浴びて、酩酊アゲイン!疲れきった都内在住者には明日への活力としてリゲインの8倍効果のあるアゲイン脳内注入をおすすめします!

6. punkchillの紹介をしよう
punkchill
↑左より、コヤマヒトミ・タガミアキコ・ハネダアキ

 14歳の時に「バンドをやりたい」と思いついたタガミアキコ(b、vo)が、その10年後、隣にいた友人コヤマヒトミ(g、vo)にその旨うちあけて結成されたバンド。早々に手に入れた楽器の使い方を学ぶ前に、こつこつ作り続けた曲の出来がたいへんよろしく、本格的に活動することを決意する。決意した後に、ドラマーがいないことに気付いたものの、2000年12月、よくわからないいきさつで知り合ったハネダアキが参加することになり、以降同メンバーで都内を中心にライブ/レコーディング活動中。

  2003年5月に発売された、こぐまレコードのオムニバス『BEARS BANQUET VOL.1』で聴ける2曲の既発音源が高い評価を受け、同レーベルでデビュー決定、翌年10月に1st『punkchill (Listening is not enough)』発表すると、その愉快で切ない、奇妙だが愛らしい、独特のゆらぎ感ただよう音源をもって、多くの人々を魅了。続くライブのパフォーマンスも好評で、ロックが好きな面々はもちろん、たいがいなものは褒めない頑固な音楽ファン達からの支持を得るなど、バンドの当初の目的であった若いボーイにもてたいという野望以外は、順調にコトが進みながら現在に至るのであった。

 05〜06年にわたって少しずつ録りためた音源をもって、2006年10月、待望の2ndアルバム『アゲイン』発表予定。

5. コメントを紹介しよう(vol.3)

 さーらーに、続きます!こちらは文筆家・小野 太夫様からいただいたコメント。

 楽器を持って、演奏することの楽しさを初めて知ったかのような初々しさが特徴的だったファーストアルバムから、一転。
 punkchillのニューアルバム『アゲイン』を貫く抑えめのトーンには、今現在この時代の中で自らの好きな感覚を丁寧に音楽として構築しようと、心技体を駆使した痕跡が随所に見受けられ心打たれます。
 優れた音楽というものはひとつの表現をしていながら、同時にふたつの表現をする。ロックミュージックに顕著なテーゼ、つまり、世界に揺さぶりをかける、不均衡なものを目の前に立ち上がらせる、アンバランスな状態を心の中に想起させる、それを行いながらも同時に、そのアンバランスさが手を離して捨ててしまったものへも想いを馳せさせるような表現をも水面下で行っているものだと思うのです(その逆もしかり)。
 punkchillのニューアルバムにはロックミュージックの持つアンバランスさ(それはもちろん声高に叫ばれるスローガンのようなものではない)がくっきりと表現されていますが、同時にそのアンバランスさと対になるものもそこかしこにちりばめられていて、そのバランス感覚こそがこのアルバムの真髄ではないのか、彼女達のソウル、と呼べるものではないのかと思います。


 つまり優れた音楽としての輝きをさりげなくも放っているのです。


 聡明な彼女達の事ですから「ロックの為にやるロック」のようなもののかっこ悪さは周知の事実なのでしょう。むしろ彼女達が生活をしている中で感じることや思う事、音楽そのものから受けたインスピレーションをそのまま音楽にする為に、ドラム、ベース、ギターを鳴らしている事を私はとてもカッコ良くうらやましく思います。
 音楽を鳴らすことは、ある種の態度の表明であり、シンパシーの共有を望む事であり、最終的にはお互いを癒しあう事を望むものであるとすれば、このアルバムは彼女達による最新型の世界との付き合い方であり、人間性善説を唱える私からすればー彼女達はこんな言い方をとてもとても嫌がるかもしれませんがー 彼女達なりの世界の愛し方だと思うのです。

小野 太夫(文筆家)

 当レーベルの宣伝文の100倍巧みに、このCDの本質を述べていただきました!ありがとうございました!あまりに嬉しかったのでさっきウチにきた宅配便のおっちゃんに握手しそうになりました!かような文章を寄せていただけるバンドをうらやましく思います。ありがとうございました!

4. コメントを紹介しよう(vol.2)

 続きます!こちらは松永良平様(リズム&ペンシル)からいただいたコメント。

轟音に耳そばだててみる。
すき間から覗き込んでみる。
その先に、どうやらプンクチルはいるらしい。
手を伸ばしてつかみ取ろうとしたら
もうとっくに頭の中を陣取っている。

胸にすっとくる、いかした“朦朧”に
バッファロー・スプリングフィールド「アゲイン」を思い、
ラスト・ナンバーの美しい収束に
楳図かずお「アゲイン」のラスト・シーンを思う。
きみたちは何を思う?
プンクチル「アゲイン」。

松永良平(リズム&ペンシル)

 バッファロー・スプリングフィールドと楳図先生、来ました!タイトルつながりだけではなくて当CDにも影響与えてます両ビッグネーム、偉大なる先達と同じ土俵に上がったかのような錯覚に陥ったメンバーは、ギターやベースの運指がグワシ状になると嬉しい悲鳴をあげております!ありがとうございました!

3. コメントを紹介しよう(vol.1)

 既に、このCDを聴いていただいた方から寄せられたコメント・ご感想を紹介します。ひとつめは「宇宙レコード」小林顕作様からのコメント。

ぼくとばくちゃんはつきあいが古い
なぜかというと 宇宙レコードのおんがくを理解している数すくないひとだからだ
んでこのアルバム
時間かかるね
んー
時間かけて聴きたいね

思うんだけど 今は(こういう事)が
その
あったほうがいいんじゃないかと
いいんじゃないかと
そう思います

「宇宙レコード」 小林顕作様

 独特のテンポの改行に、思わず声を出して読んでしまいました!これからも時間をかけて聴いていただけると幸いでございます!ありがとうございました!

2. 発売日を確認しよう

 確認するまでもないとは思うんですけど、このページを見ている人はもちろんpunkchillの新譜のタイトルと発売日とメンバーの年齢はそらで言えるよネ!我々はおせっかいなので、CD発売日だけは念を押して、アピールさせてもらうよ!

punkchillのニューアルバム『アゲイン』は
2006年10月19日
大安吉日に発売開始いたします。

 お手元のスケジュール帳や壁にかかっているカレンダーに、上記日付は赤丸がついているかな?ついてない人は家にある一番太い赤ペンでガッと印をつけよう!もちろん気の早い方々のためにご予約も可能!当CDの流通方面でお世話になりまくっております株式会社ブリッジ様のご購入ページ、またはこぐまレコードの音源販売部からご予約・ご購入できます。

1. ごあいさつをしよう

 まずは!当レーベル主宰・ビワコビッチ氏より、今回の新譜に寄せたご挨拶というか、推薦文というか、人のCDにかこつけた自分語りというか、まあ要するに「このCDはすごくいいんですよ!」という主旨の文章をご紹介します!

「アゲイン」によせて

 例えば僕が、こぐまレコードから今度punkchillというバンドのCDを出すんだ、という話をして、そのバンドってどういう音楽やってるの?と尋ねられたら、どう答えればいいだろう?いくらでも答え方はある。女3人のバンドである、とかギターとベースとドラムである、とか。ラップじゃないし、フォークじゃないし、トラッドじゃないし、演歌じゃないし、まあそんな感じですよ・・と誤摩化すことも出来るし、まあ色んなバンドの名前をあげて、××××みたいなバンドです、とかね。だけどまあなんとなく、そうやって説明をするのがどことなく気恥ずかしいような気もするのである。色んな意味で。

 それは多分、punkchillの音楽を聴くとこうやって多くの字数を費やして何かを語ることの徒労感を感じてしまうからなのだろう。僕らが何かを受け取り、何かを手渡すとき、それはいつも多くの変換や誤解や直訳や増幅や減退を経て、最初とは違う手触りになってしまうのだが、それは別に悪いことでもなんでもない。ただ、こうやって音楽のことを語る「言葉」というのは、いつも敗北感にまみれてしまうもので、おそらくそれは「音楽」のことは「音楽」で語った方が圧倒的に有利で伝わりやすいからだと思う。punkchillの音楽には、彼女たちが受け取った音楽たちが、実に多くの過程(多くの変換や誤解や直訳や増幅や減退)を経て、もととは違う音楽になる様子が刻み込まれている。それはとても饒舌に「音楽」を語る装置であり、僕らを新たな体験に誘う。このCDを聴いて、多くのpunkchillが影響を受けたであろうバンドたちの音楽を思い浮かべることはあっても、決して既視感(既聴感?)にとらわれないのは、そのあたりの過程がユニークだからに違いないのだ。それは簡単に真似の出来ることではない。

 punkchillはピュアではない。多くの純真や邪心や野心やノイズが混じっている。punkchillは無作為ではない。多くの作為や仕掛けや企みを隠している。punkchillはロハスではない。健康とか自然とか言う前に、彼女たちがロックの熱病にうなされているからだ。うん、褒めようとしたつもりが、うまく書けていない。このもどかしさが、この音楽にぴったりである。

 そしてこうやって文章で音楽を語ることの無力さを感じると、音楽が鳴り止んだ後に僕らがするべきことは、がんばってその感想を言葉にすることよりも、楽器を持ってスタジオに入ることなのかもしれない、とさえ思う。(なんと恐ろしい結論だろう。いや、彼女たちには恐ろしいどころか当たり前過ぎる結論なのだろう)

 というわけで、結局のところ僕はpunkchillの新しいアルバム「アゲイン」について、何も説明できていない。ただそれでいいのだという気がしている。こんなヘンテコな文章でも、すこしでも多くの人が、じゃあちょっと聴いてみようかと思ってくれることを願いつつ、まずは僕らのレーベルからこのCDを出せたことを喜びたい。

2006.10.3 
biwacovic(こぐまレコード)
Copyright © 2006 KOGUMA RECORD All rights reserved