10代の少女から子持ちのオッサンまで幅広い層の支持を静かに集める、かしましバンドpunkchill。3rdアルバムとなる本作は、時間や空間を飛び越え「いま・ここ」だけではないもうひとつの世界を作ろう!という壮大な心意気を胸に秘めつつレコーディングを開始しました。もちまえのシンプルで風通しのよいサウンド、カユいところに手が届くような気の利いたソングライティングはさらに磨きを増しつつ、1st『punkchill (Listening is not enough)』のリリカル&ナイーブなムードと、2nd『Again』において暴発した妄想サイケデリックがねじり飴のようにからみ合うこと1年余。彼女達の宣言通り、見たこともない場所-『真昼の王国』の創出が、このたび珠玉の12曲をもって完遂したという次第であります。
録音・ミックス・共同プロデュースは、ゆらゆら帝国などの仕事で知られる中村宗一郎氏(Peace Music)。規格外のイメージを音源にまとめるという難儀な仕事を易々とこなしながら、強力なスパイスを随所にビシビシと摘み入れるという神業を今回も惜しみなく披露していただきました。10月8日発売予定・Punkchillの3rdアルバム『真昼の王国』、何卒宜しくお願い申し上げます。
店頭発売日は
2008年10月8日。発売日以前でも
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14歳の時に「バンドをやりたい」と思いついたタガミアキコ(b、vo)が、その10年後、隣にいた友人コヤマヒトミ(g、vo)にその旨うちあけて結成されたバンド。早々に手に入れた楽器の使い方を学ぶ前に、こつこつ作り続けた曲の出来がたいへんよろしく、本格的に活動することを決意する。決意した後に、ドラマーがいないことに気付いたものの、2000年12月、よくわからないいきさつで知り合ったハネダアキが参加することになり、以降同メンバーで都内を中心にライブ/レコーディング活動中。 昨年発売された、こぐまレコードのオムニバス『BEARS BANQUET VOL.1』で聴ける2曲の既発音源が高い評価を受け、同レーベルでデビューすることに。